呼吸器の病気の多くは咳が出ますが、その他に痰、息切れ、胸の痛み、発熱などの症状がある方は早めに受診することをお勧めします。
高齢化が急速に進む我が国では、呼吸器の病気が増加しています。肺炎は日本の死因の第3位です。高齢者の肺炎、喫煙に伴う慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺癌、間質性肺炎、喘息など、感染症から癌、アレルギー疾患まで多岐にわたっています。咳の症状一つとってもこれらの疾患のうちどの病気であるかを見極めることが重要です。
呼吸器の病気は診断や治療に苦慮することが多く、近年急速に進歩している領域ですので、常に最新の高度な知識・技術を必要とします。当科では、大分県の最後の砦、大学病院として、呼吸器内視鏡など最新の医療技術を駆使し、的確な診断のもとに最良の治療を行う体制を整えています。幅広い呼吸器の病気に対応できる各領域の専門医・指導医が常勤していますので、安心して受診してください。患者さんにやさしい医療を目指しています。
当診療科では下記の様な疾患を主に診察しております。
詳細は病院診療科へお問合せください。
- 呼吸器感染症(肺炎、胸膜炎、深在性真菌症、非結核性抗酸菌症など)
- びまん性肺疾患(間質性肺炎、サルコイドーシス、びまん性汎細気管支炎、過敏性肺臓炎など)
- 気管支喘息
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 肺がん
- 睡眠時無呼吸症候群
■公開情報
当講座では、医学の発展を目的として様々な研究を行っています。これらの研究は、大分大学医学部の「介入臨床研究審査委員会」および「倫理委員会」にて承認されています。
下記のリンクでは、平成29年4月以降これらの委員会で承認され、かつ大分大学医学部長や大分大学医学部附属病院長に実施を許可された研究のうち、「患者さんのカルテなどに書かれている記録や、検査や手術の際に患者さんより採取した血液や組織などの残りを使用させていただくことについて情報公開した上で実施する」とした研究を掲載しています。
掲載されている研究においてご自身に関する研究がある場合は、その研究内容をご確認いただき、「この研究には協力できない」と思われた場合は、ご遠慮なくそれぞれの研究の説明に書かれている連絡先へお申し出下さい。お申し出によって不利益が生じることは一切ありません。
下記リンク先のページより該当科をご選択ください。ご質問などがありましたら、それぞれの研究の問合せ先や担当者へご連絡ください。
https://www.med.oita-u.ac.jp/hospital/kenkyu-rinri/index.html
お問い合わせ
MAIL:naika2@oita-u.ac.jp
大分大学医学部附属病院ホームページをご覧ください。→外来担当表へ
病院ホームページでは、その他の詳細情報も記載しております。
〒879-5593 大分県由布市挾間町医大ケ丘1-1 TEL 097-549-4411(代表)