お知らせ
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2024/11/28
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募集
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当薬理学講座では、大学院生(修士および博士課程)を募集しています。 薬理学講座ではin vitroからin vivoまで幅広い実験手法を駆使して総合的に基礎医学研究を進めています。
私たちは出身学部やバックグラウンドを問わず、幅広い人材を歓迎しています。興味のある方は、お気軽にご連絡下さい。研究室訪問も歓迎します。
お問合せ:yakuriloajrhgp@oita-u.ac.jp
講座紹介
- 薬理学講座では,低分子量G蛋白質Rhoファミリーが関わる細胞骨格の制御機構を解明し,細胞,器官,個体恒常性維持の分子基盤の理解を目指している。
- またその研究を通じ,Rhoファミリーの情報伝達経路と密接に関わる疾患の分子基盤の理解,さらには新たな薬物ターゲットの同定を目指している。
- In Pharmacology Department, we are investigating the molecular mechanisms of homeostasis in cells, tissues, and body by dissecting the processes of cytoskeleton regulation.
- Based on these studies, our goal is to understand the molecular mechanisms of diseases, and to identify the novel drug targets.

メンバー
- 教授
- 石崎 敏理
- ISHIZAKI Toshimasa
- 准教授
- 寺林 健
- TERABAYASHI Takeshi
- 客員研究員
- 佐々木 隆子
- SASAKI Takako
- 客員研究員
- 赤嶺 孝祐
- AKAMINE Takahiro
- 技術補佐員
- 安部 千春
- ABE Chiharu

研究内容
主な研究内容The main contents of research
- 細胞骨格制御蛋白質の生理的・病態生理的役割の解析
Dissection of the physiological and pathophysiological roles of cytoskeleton regulatory proteins
- アクチン細胞骨格再編成を調節する分子の生体での機能解析
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アクチン細胞骨格再編成は、細胞の基本的な機能発現・維持に重要な役割を担っています。我々はこれまで、アクチン細胞骨格再編成を調節する低分子量GTP結合タンパク質Rhoの標的分子(ROCK(Rho-kinase)など)を同定しました。Rho標的タンパク質に関しては培養細胞においては多くの知見が蓄積されてきておりますが、生体での機能・役割はいまだ不明な点が多く残っています。我々は、Cre-loxPシステムを用い、Rho標的タンパク質の組織特異的遺伝子改変マウスを作出し、生体組織におけるRho標的タンパク質の機能解析を通じ、生体恒常性の維持に果たすアクチン細胞骨格再編成の意義を解析しています。
- 疾患治療に関わる新規薬物開発および情報伝達経路の探索
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近年、医療ビッグデータを人工知能(AI)や機械学習(ML)を用いて分析することで、drug repositioningや病態発現に寄与するシグナル伝達経路探索に有用な情報を提供すること見出されている。我々の研究室では学外の情報系の共同研究者と連携し、提供されたそれら情報を基にして、培養細胞やモデル動物を用い、様々な角度から実証・検証実験(薬物有用性や情報伝達経路の解析)を行っています。
また、学内共同研究により提供された新規低分子化合物や天然化合物の活性評価も実施しております。これらを通じ、疾患の新たな治療方法開発に貢献していきたいと考えています。