ORPhDとは?

ORPhDとは、令和3年度に設置された大分大学医学部 研修医・博士課程コース(ORPhD: Oita Resident Ph.D.)のことで、臨床研修期間中の研修医が博士課程に進学できる制度です。

通常臨床研修が終わってから大学院に進学すると、学位取得までに最短でも卒後9年の時間を要しますが、このコースだと最短卒後4年、最長8年で学位を取得できます。

将来、若いうちに海外留学を考えている人や研究医などを考えている人には持ってこいのプランです。臨床研修のプログラムに合わせた実験プラン・スケジュールを組むことが可能で、臨床研修と大学院生の”二刀流”を実現できるコースになっています。


さらに学部学生が先行して大学院の講義を受講できるPre-ORPhDと組み合わせると効率よく学位取得が可能になります。

Pre-ORPhD科目等履修生募集要項来年度の募集要項の掲載は、1月初旬を予定しています。



基礎研究医プログラムとは?

厚生労働省は、国際的に見た日本の「基礎医学論文の相対的低下」の対策として、令和4年度より臨床研修と基礎研究を両立可能とする「基礎研究医プログラム」を立ち上げ、全国公募をおこないました。大分大学は本プログラムに採択され、令和4年度には2名の応募を募ります。

このプログラムのメリットは、必修科目修了後の、選択科目研修期間中に16週から24週の基礎医学教室での研修が認められているということです。本プログラムにより、一定期間ですが、研修期間中でも集中して研究に取り組もことができるようになります。

※基礎研究医プログラムは、一般の募集定員とは別枠の定員(2名)で設定されており、一般のマッチングに先行して選考が行われます。

※原則として、基礎研究医プログラムへの参加者はORPhDに参加していることが望ましいです。

※本プログラムはORPhD希望者には魅力的なプログラムです。詳細は 基礎研究医プログラム要項を参照ください。


ORPhD+基礎研究医プログラムのシミュレーション

今回のコースを組み合わせると、以下のような学修過程が想定できます。


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