
創薬・育薬
クリニック
個別化医療のコンサルティング機能、薬物相互作用や薬物アレルギーなどについてのコンサルテーション機能
大分大学医学部の前身である大分医科大学は、昭和57年に開校しましたが、開校の当初から 臨床医学としての 臨床薬理学の重要性が認識されていました。その結果、私達の臨床薬理学講座には、 臨床医学系講座として位置づけられて誕生しました。
大分大学医学部は、日本で初めて「臨床薬理学」を臨床医学の中に位置づけた革新的な医学部です。その革新性は、開学当初から発揮され現在も維持されており、より良い薬物療法を科学的に探求し実践していく場として、附属病院内に特殊診療科としての臨床薬理センターが設置されています。現在、治験を含む新しい薬物療法の研究を推進しながら、個々の患者さんの特殊な病態、遺伝的背景、ストレスを含む外的要因を考慮した「個別化医療」にも取り組んでいます。センター長
UEMURA Naoto
外来医長
IMAI Hiromitsu
KAI Megumi
NUREKI Shinichi
NAKAMURA Yusuke
特任助教
(臨床薬理学講座)
HAYASHI Kosuke
教務員
(臨床薬理学講座)
SEKIGUCHI Ai
臨床薬理センター(薬物治療内科)の診療は四つの外来からなっています。
一つは「創薬育薬クリニック」で最新の臨床薬理学的知見を元に合理的な薬物治療を推進するため、また新たな薬物治療の開発や検証を行うための診療を行っています。具体的には、遺伝子多型・年齢・体格等を含めた個人個人に最適な薬物治療を実施するための個別化医療のコンサルテーション機能、薬物相互作用や薬物アレルギーなどについてのコンサルテーション機能です。
二つめは「臨床試験専用外来」で各臨床科が実施する臨床試験(治験)の診療機能を有しています。
三つめは「心身症外来」です。治療においては、疾患そのもののみではなく罹患している人の心理社会的背景を含めてトータルで診療を行う、いわゆる全人的医療の推進の必要性が指摘されています。薬物治療においても「薬」という物質のみではなく、良好な医療者・患者関係に基づく、治療関係を構築が必要です。このような背景より、当外来では専任の臨床心理士を配置し、心理社会的アプローチを含めた全人的医療を実践しています。
四つめは「お薬相談外来」で、お薬の素朴な疑問から服用しているお薬のセカンドオピニオンまで相談に応じています。
個別化医療のコンサルティング機能、薬物相互作用や薬物アレルギーなどについてのコンサルテーション機能
各臨床科で実施する臨床試験(治療)の診療機能
心理社会的アプローチを含めた全人的医療の推進。良好な医療者・患者関係に基づく、治療関係の構築
※心身症外来の初診受付は、令和3年5月1日より中止させて頂きます。
お薬の素朴な疑問から服用しているお薬のセカンドオピニオンまでの相談対応
診療科名 | 初再診別 | 担当医氏名 | ||||
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
治験外来 |
初・再診 | 上村尚人 甲斐 恵 |
上村尚人 甲斐 恵 |
上村尚人 甲斐 恵 |
上村尚人 甲斐 恵 |
上村尚人 甲斐 恵 |
薬物療法内科外来 (お薬相談外来) |
初・再診 | 上村尚人 甲斐 恵 |
今井浩光 | 甲斐 恵 | ||
心身症外来 | 再診 | 今井浩光 | ||||
心理支援外来 | 関口愛 |