イメージ
 トップ >
お知らせ詳細

平成24年11月16日(金)

◆生殖工学実技演習会を行いました◆ 


FERTIUP、CARD MEDIUMを用いた(1)凍結精子を用いた体外受精、(2)2細胞期胚の凍結保存(3)新鮮精子の凍結保存について、九動(株)から三小田先生、中川先生、坂口先生をお招きして実技演習会を実施しました。

近年、遺伝子改変マウス等の貴重なモデルマウスの系統維持には受精卵や精子の凍結保存が不可欠です。これは、系統維持に関するスペースやコストの効率化に資するだけでなく、万が一の感染事故に備えたバックアップとしても大変重要な技術です。また、他研究機関からモデルマウスを導入する際には、クリーンアップのためのIVF(体外受精)は欠かせません。

今後、大分大学医学部において発生工学技術を確立するための第一歩として、実技演習会を行いました。当日は、感染予防医学講座、マトリックス医学講座、全学研究推進機構(徳永研究室)、動物実験部門から多くの方に参加していただき大変盛況でした。今後も機会をみつけてこのような実技演習会を実施したいと思います。お忙しい中、ご指導頂きました先生、および受講された先生にはこの場を借りてお礼申し上げます。

 

イメージ