医学科4年生の2023年度研究室配属発表会がありました。

2023年7月20日に研究室配属の発表会がありました。どの研究も興味深い知見を得ることができました。演題発表もみなさんすばらしかったです。
　それぞれの学生さんの研究室配属の感想です。

桑原雄夢さん　「胃食道逆流症と消化器症状の関係性」
約3ヶ月間ありがとうございました。これまでじっくりと時間をかけて研究する機会がなかったので、最初はどうなるのか心配でした。しかし段々と進めていくと求めていた結果が見えてきてとてもやりがいがありました。研究の進め方を学べたのが大きな収穫でした。また統計解析についても知ることができたのでこれからの研究で使っていきたいです。私の医者としてする研究はこれからなので今回身につけたことを発揮させていきたいです。ご指導していただいた先生方、誠にありがとうございました。

光武　希さん　「地域医療に従事する医師に必要な資質・能力」
初めての研究だったので、指導医の先生には全てを一から教えていただき、興味のある分野を自由に研究させていただきました。研究室に配属されたばかりの頃は、何もわからず、研究というものを難しく捉え過ぎていました。しかし、興味のある分野について自分で仮説をたて、結果を出し、考察をすることで達成感が生まれ、一つの研究をやり遂げたという自信を持つことができました。指導医の先生をはじめとする、総合診療・総合内科学講座の先生方、協力してくださった方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

瑞木悠斗さん　「在宅療養支援診療所・病院と在宅死の関連」
今回の研究を通して、私は幼いころから興味を持っていた在宅医療について、理解がより深まると思っていましたが、仮設とは反対の結果となったことで、さらに総合診療科への関心が高まりました。この経験を糧にして、これからの学習や地域医療の現場においても役立てていきたいです。先生方には研究の前段階から発表に至るまで、ご指導ご協力していただきました。改めて心より感謝申し上げます。

皆様の益々のご活躍を祈念いたします。

文責　塩田星児