第28回日本病院総合診療医学会学術総会に参加しました

2024年3月29-30日に福岡県で開催された第28回日本病院総合診療医学会学術総会に弊科より僭越ながら小生が演者として発表を行いました。

コロナ禍を超えた現代日本の課題および今後の展望を語り合い、来る2025年、2035年問題をいかに乗り越えるかを協議するに相応しい機会だったと思われます。図らずも小生も下記表題のようにCOVID-19ワクチンに関した議題でしたが、それに限らず全てのストレスは万病のもとであり、膠原病を初めとして多くの病気がストレスによって引き起こされます。

それらの病気という名の氷山が発見されたとき、どれほど顕在化しているかで、患者さん方の予後は決まります。我々医師がより早期に発見し、より早期に治療を開始することが、患者さんやその御家族のためではないでしょうか。

そして、それは家庭医の役目も背負う我々総合診療科の大切な役目の一つと考えております。このことを肝に銘じ、日々の診療および自己研鑽に努めてまいる所存です。とはいえ若輩者ゆえ上級医の先生方におかれましては、今後も御指導御鞭撻の程、何卒よろしくお願いいたします。

【発表演題】 　伊南利菜、堀之内登、筒井勇貴、平林礼奈、宇都宮理恵、土井恵里、吉村亮彦、山本恭子、塩田星児、宮﨑英士
新型コロナウイルスワクチンを契機として全身エリテマトーデスが発症した症例

文責　伊南 利菜