宮崎大分つながるカフェ2024（MOST2024）開催しました！

文責　宇都宮理恵

2024年3月9、10日に宮崎大分つながるカフェ2024を別府ビーコンプラザにて開催しました。宮崎大学と共同で開催するのは、今年で２回目です。宮崎大学、大分大学の医学生24名が参加してくれました。
初日は学生さんが考えてくれたアイスブレイクで盛り上がったあと、大分大学担当分の『総合診療医を体験してみよう！』で病院総合医として、患者さんの症状や身体所見、検査から総合診療医がどのように診断していくかを疑似体験してもらいました。次の宮崎大学担当分、『話し合ったり、悩んだり』では一人の患者さんを総合診療医と多職種でいかに支援していくかをグループワークを通じて考えていきました。二日目は、大分大学臨床推論サークルが主体となって臨床推論クイズを実施。学生さんたちも大いに盛り上がってくれました！

≪学生さんからの感想≫
◎今回MOSTに参加して、総合診療の面白さを肌で感じることが出来ました。時に周りと協力して患者さんの病気を診断する病院と、患者さんの人生に寄り添う診療所という2つの役割を体験して、総合診療の担う力の大きさを実感しました。また、両者共に、患者さんの背景や生活に目を向けることが大切だと学びました。 たくさんの先生方や大分大学の皆さんとお話することもでき、とても楽しい2日間でした！

◎ずっと運動部の活動しかしてこなかった自分にとって、今回の1泊2日の勉強会はとても新鮮で楽しかったです。初日はまず総合診療科の先生が実際に経験した症例の臨床推論で、とても難しかったが学ぶ事も多く自分の勉強不足を痛感しました。話し合ったり悩んだり、は答えのない問題について色んな学年がお互いの意見で刺激し合いながら話し合う事が出来ました。僕は答えのない問題だとすぐ割り切って考えてしまうんですが、後輩達は諦めずに全員が幸せになる答えを見つけようとしていて、初心に立ち返る思いがしました。