目的
 豊かな人間性を備えた良き医師・看護師を育成することを目的とする。

特徴
 目的のために実践的な教育を行うことを特徴とする。 

想定する関係者とその期待
 健康に生活することを望む日本国民初め全人類が関係者であり,健康に生活するための支援が期待されている。


医学科

目的
 患者の立場を理解した全人的医療ができるよう,豊かな教養と人間性,高度の学識,生涯学習能力,国際的視野を備えた人材を育成することを目的として実践的な医学教育を行う。 
目標
 医療人として以下の資質を備えた人材を育成する。
1 幅広い教養と高い倫理観,責任感を備え,感性豊かな人材。
2 問題発見・解決型の教育を行い,疾病予防や診断,治療方法の改善, 原因や病態の解明向上に貢献でき,最新の医学知識や技術を習得するための生涯学習能力を備えた人材。
3 個人の生命や健康,権利,尊厳を守り,コミュニケーション能力と協調性並びに指導力を備え,全人的医療やチーム医療の実践ができる人材。
4 医療や保健・福祉の問題を理解し,広い視野から地域社会のみならず国際的にも活活躍、貢献できる人材。

特徴
1 イントロダクトリーコースの開設により効率よい教育体系が構築された。
2 統合カリキュラムを採用し,臓器別,機能別に統合したPBL(Problem based learning:問題提起型)チュートリアル教育を実施する事により医学教育モデル・コア・カリキュラムの完全実施体制が整った。
3  58週間のクリニカルクラークシップを採用した 診療参加型臨床実習 の採用とその後のadvanced OSEC(objective structured clinical examination)の実施により医学教育モデル・コア・カリキュラムの完全実施体制が整った。
4 本学の特色ある試みとして,10名程度の選抜4年生をフィリピンのサン・ラザロ病院に派遣して2週間の急性感染症医学の研修を行っている。これには看護学科学生の参加もある。平成18年度大学教育の国際化推進プログラムに選ばれた。 


看護学科

目的
  人々が心身共に健康な生活を営めるよう,適切な看護を行うことができる専門的知識と技術の修得を促し,看護学の発展と保健・医療・福祉の向上,ひいては国際社会への貢献ができるよう,豊かな人間性を備えた人材を育成する。

目標
 医療人として以下の資質を備えた人材を育成する。
1 様々な人間存在のあり方を理解し,多様な価値観を有する人々に深く共感することができる人材。  
2 生命の尊厳,個人の権利を尊重し,高い倫理観を持って行動できる人材。
3 看護に関する専門的知識と技術を修得することによって,個人とその家族,または 集団の健康問題に適切に,かつ,柔軟に対応できる人材。
4 保健・医療・福祉及び教育・研究の場において,看護学を基盤とした看護の役割と責務を自覚し,各々の専門性を尊重し,協働することができる人材。  
5 看護専門職として,将来,国際的にも学際的にも活躍し,社会に貢献することができる人材。

特徴
1 学んだ知識を学生自身が統合するカリキュラム編成
2 学生の知的関心をひろげる授業科目設置

  


  医学部の教育目的と特徴

  現状の点検