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学長挨拶GREETING

学長 北野正剛

学長 北野正剛大分大学は、平成23年度文部科学省「テニュアトラック普及・定着事業」に採択され、平成23年4月より学内におけるテニュアトラック制度の普及・定着への取り組みをスタートさせました。
テニュアトラック制度とは、若手研究者の育成を目指して、公正かつ透明性の高い選考による採用を行い、若手研究者が安定的な職を得る前に任期付の雇用形態で自立した研究者としての経験を積むことができる仕組みで、大分大学としては採用したテニュアトラック教員に対し、充分な研究スペース、設備、人的支援の確保、また審査・サポート体制の整備を約束しています。
採用されたテニュアトラック教員については3年経過時に中間審査、また5年目には最終審査を行い、適格と認められた者は、大分大学の定年制適用教員として採用することとしています。
若手研究者の育成にあたっては、文部科学省による第4期科学技術基本計画の中でも指摘されている様に、研究者にとって安定的でありながら、流動性も確保されるようなキャリアパスの整備が必要とされています。大分大学はこの点も考慮しながら、本学の目的・特性に応じてテニュアトラック制度を今後全学的に定着・普及させていきたいと考えています。
テニュアトラック制度は、文部科学省の支援のもとに、現在始まったばかりの制度ですが、大分大学は今後も継続してこの制度の定着と積極的な活用に取り組み、真の意味で若手研究者を中心とした人材の育成によって、教育研究の高度化と発展を図るとともに、地域社会における「知の拠点」としての役割を果たしてまいりたいと考えています。

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