2019.11.26 (火) | Oita heart failure conference | (東北大学 齋木 佳克教授) |
2019.11.13 (水) | 大学院セミナー | (弘前大学 福田 幾夫教授) |
2019.9.14 (土) | 大分大動脈外科講演会 | (高槻病院 心臓・大血管センター センター長 大北 裕先生) |
2019.8.2(金) | 卒後セミナー特別講演会 | (日本医科大学 新田 隆教授) |
2019.3.8(金) | 第11回大分心臓血管外科ナイトフォーラム | (国立循環器病研究センター 血管外科部長 松田 均先生) |
2019. 1.11(金) | 大分心臓血管外科セミナー | (獨協医科大学 福田 宏嗣教授) |
2018.11.28(水) | 大学院セミナー | (名古屋大学大学院 碓氷 章彦教授) |
2018.10.23(火) | Oita heart failure conference | (千葉大学大学院医学研究院 心臓血管外科学 松宮 護郎教授) |
2018. 9. 7(金) | 大分手術手技セミナー | (小牧市民病院 澤崎 優先生) |
2018. 8.10(金) | 豊後心不全カンファレンス | (尼崎中央病院 安村 良男先生 |
2018. 6.23(土) | 大分手術手技セミナー | (長崎大学 江石 清行教授) |
2018. 5.26(土) | 大分弁膜症ワークショップ | (千葉西総合病院 中村 喜次先生) |
2018. 5.25(金) | 大分サムスカシンポジウム | (日本大学 田中 正史教授) |
2018. 5.24(木) | 中津市弁膜症疾患検討会 | (中津市民病院 木村 龍範先生) |
2018. 4.13(金) | 第10回大分心臓血管外科ナイトフォーラム | (大阪市立大学 勝間田 敬弘教授) |
2018. 2. 9(金) | 第1回Oita Valve Forum | (滋賀医科大学 浅井 徹教授) |
2017.11.20(月) | 大学院セミナー | (慶応義塾大学病院 志水秀行教授) |
2017.11.10(金) | 大学院セミナー | (九州大学名誉教授 松田武久先生) |
2017.10.27(金) | 第4回豊肥コロナリー研究会 | (金沢大学附属病院 竹村博文教授) |
講師:古森 公浩 先生
名古屋大学血管外科分野教授
特別講演:Academic Surgeonをめざして
〜血管外科領域におけるトランスレーショナルリサーチ〜
日時:2015年9月2日(木) 18:00 〜 19:30
大学院セミナーの当科領域教育講演を,今年度は九州の大先輩でもある古森先生にお願いすることができました.御講演のなかで、Academic Surgeonとは何かをWilliams Harveyの名言を紐解きながら、御自身の臨床と研究に没頭した若い頃の御経験をお話しいただきました。外科医である限り、外科手術の真髄を極めること、英文論文を書いて世界に発信することは同じ路線上にある事を丁寧に説明されました。研究の端緒は意外なところにその出会いがあり、始まりは大海原が開けていることは希で、むしろ呆然とすることを乗り越えることのほうが多いようです。現在名古屋大学血管外科は中部地域の臨床と研究の中核施設となり、多くの手術症例。絶えず継続して研究と臨床を歩まれてきた古森先生のお話から、先生の実直なお人柄と物事をまっすぐ見つめる信念がとても大切である事を学ばせていただきました。 (廣田記)
講師:紙谷 寛之 先生
旭川医科大学 循環・呼吸・腫瘍病態外科学分野
心臓大血管外科学分野 教授
特別講演:旭川医大心臓外科立ち上げの苦労
〜症例数増加の努力と外科医教育のはざまで〜
日時:2015年6月26日(金) 19:00 〜 20:30
紙谷先生は2014年3月に旭川医科大学心臓血管外科に赴任された新進気鋭の外科医であり教授であります。そのルーツは富山県と石川県を中心とした北陸にあり、一方で学生時代は北海道ですごされているお話を伺いました。また、日本でのドレーニングの後にドイツへ修行に行き、ハノーバー医科大学、ハイデルベルグ大学で心臓血管外科のトレーニングを積まれました。その後、イエナ大学、デュッセルドルフ大学で准教授、上席指導医、低侵襲僧帽弁手術部門責任者を務めておられた時の御経験やドイツでのドクター事情、トレーニングの中身、人間模様をご苦労があったとことでしょうが、赤裸々にかつ興味深くお話しいただきました。現在は国内最北の旭川医科大学での新しい治療体系を大学の中で構築されているご苦労と御活躍は皆さんのご存知の通りです。今回のお話しでは普段は聞けない、外科医の行動原理をはじめ人間形成に関わる貴重なお話しや、現在大学で若手ドクターに手術を指導していく実践についてもお話しいただきました。これから専門医や指導医となる方々に是非聞かせてあげたい講演でした。日々前進を続ける厳しい視点を持ちながらも、人間愛に富む優しい視点で仲間や出来事を眺めることができる、爽やかな北の雄であります。 (廣田記)
講師:東 信良 先生
旭川医科大学 循環・呼吸・腫瘍病態外科学分野
血管外科学講座 教授
特別講演:重症虚血肢に対する治療戦略
日時:2015年2月27日(金) 19:00〜20:30
今回は,大分に真の血管外科医について語っていただく事ができる東信良先生を招請することができました.東先生は生粋の旭川医大血管外科の出所で,伝統ある教室の仕事を受け継がれ,今までの結果を踏まえた上でさらに新しい治療体系をworld wideで構築する仕事をされております.重症虚血肢への血行再建から下肢再建とリハビリまで責任を持つ外科医の姿勢はハッとさせられることばかりです.そして温かくかつパワフルな看護部門を中心とした専門医療チームの活躍も大切な要素である事を学びました.我々の医局にもこの外科医の責任感と姿勢をゆっくりですが身につけていく作業が前進しそうな予感がします. (廣田記)
講師:山口 裕己 先生
昭和大学江東豊洲病院循環器センター センター長
心臓血管外科 教授
特別講演:自己弁温存手術の現況
日時:2014年11月14日(金) 19:00〜20:30
2014年4月から現任の施設に責任者として赴任され,次へのフレッシュな理想に取り組まれているまさに旬の山口先生をお招きしての講演です.これまでの数多く執刀されてきた成績の良い手術に裏付けられた手術への取り組みを御発表いただきました.山口先生の一つ一つの手技に対するロジックは揺るぎないものがあります.日本で年間最も弁膜症手術に携わっている先生が普段何を考えてどう工夫するのか,世界のエビデンスと自らのエビデンスをすり合わせて既存の手術をもとに新しい手術への発想を練って結果を出していく姿は,症例と共に前進する純粋な心臓血管外科医の姿として医局員の記憶に刻まれた事と思います. (廣田記)
講師:田中 啓之 先生
久留米大学医学部 外科学講座 主任教授
特別講演:虚血性心疾患の外科治療の今・昔
−CABGから左室形成術までー
日時:2014年9月12日(金) 19:00〜20:00
田中先生は日本の心臓外科のパイオニアでもある東京医科歯科大学で当時の鈴木章生教授から心臓血管外科の真髄を受け継がれた先生です.CABGはもちろん,弁膜症から左室形成術,大動脈手術に至るまで豊富な経験と理論に加え,高い倫理観を持ってこの仕事に携わっていることを学ばせていただきました.我々もこのような伝統と格式を備えた心臓血管外科医を目指したいと思います.若い医局員にも良い学びの時間になったことでしょう. (廣田記)
講師:緑川 博文 先生
(財)脳神経疾患研究所附属総合南東北病院
心臓血管外科部長
特別講演:Academic Surgeonになるために
研究はどう取り組むべきか?
日時:2014年7月25日(金) 18:00 〜 19:30
大学院セミナーの当科領域教育講演を,緑川先生にお願いすることができました.緑川先生は大学人として現代心臓血管外科の発展とご本人の外科医としての成長が重なる人生を送られており,現在は福島県下の現病院で地域の主軸的役割をされている心臓血管外科医です.医師を志した動機から指導者との出会い,外科医としての医学への取り組み,新しい術式の創生をはじめ,若い世代に向けた宝石のようなメッセージを伝えていただきました.私も緑川先生と長く学会研究活動を共にしており,前任地では臨床面でとてもお世話になって現在に至ります.(廣田記)
講師:岡本 一真 先生
慶応義塾大学病院 心臓血管外科 外科学専任講師
特別講演:低侵襲心臓手術MICSとTAVI
KEIO EXPERIENCE
日時:2014年5月2日(金) 19:00〜20:20
現代の低侵襲心臓手術を創出した慶応の四津良平先生のもとで心臓血管外科を学び,MICS手術の屋台骨を支えてきた岡本先生です.我々の医局のMICSも慶応大学病院へ医局員を送り,学ばせていただき指導を得ながらスタートした経緯があります.岡本先生の現在は一朝一夕にして得られたものでは無いことが今回の御講演の中で明らかとなります.岡本先生の研修時代のお話もいただきましたが,海外数カ国での心臓血管外科修行は時に抱腹絶倒,詳しく聞くとまさにバイタリティーと人の能力の全てを出し尽くした命がけの研修で,彼だからこそ成し遂げられたのだと納得させられました.
講師:山田 卓史 先生
大分県立病院 心臓血管外科部長
特別講演:冠動脈バイパス術のコツとピットフォール〜私の場合〜
日時:2014年1月31日(金) 19:00〜20:00
長期間にわたって県立病院で地域医療に携わり,多くの若いドクターを育てながら活躍されてきた山田先生です.今回コロナリー研究会を立ち上げるにあたり,冠動脈手術に的を絞って若手ドクターにこれだけは是非伝えたい事を話していただきたいという難題のリクエストに快く応えていただきました.何故この基本手技を大事にするかという理由や,術式や道具の日常のこだわりについてとても丁寧かつ和やかにお話しいただきました.
講師:阿部 和男 先生
地方独立行政法人 山形県・酒田市病院機構
日本海総合病院 心臓血管外科部長
特別講演:胸部大動脈瘤疾患の治療経験
〜術式の変遷と工夫〜
日時:2014年1月24日(金) 19:00〜20:30
東北地域における心臓血管外科医の雄である阿部和男先生を講師でお招きすることができました.阿部先生は仙台と山形を活躍の場として心・大血管の手術に長年携わっている外科医でステントグラフト手術のパイオニアであり牽引役でもあります.また,多くのお弟子さん指導されており,私もステントグラフトの数機種の指導医をしていただいております.