News 2016

 ◆ 米国Cornell医科大学の外科チームがSOLINEにて新規デバイスのデモ

   

                                             2016年10月04日
● 米国Cornell医科大学の外科チームがSOLINEにて新規デバイスのデモを行いました。

 中型動物を用いた外科手術の教育・研究の拠点として2年前に本学の動物実験施設に整備された「サージカル・ラボSOLINE」にて、米国Cornell医科大学の外科チームがLumendi社と開発した新規医療デバイスのデモを豚の腸を用いて行いました。Cornell医科大学からは、Dr. Jeffrey W. MilsonとDr. Sam Sharmaが、Lumendi社からは、Mr. Eric CoolidgeとMr. James Whiteが参加し、本学からは、消化器・小児外科学講座の猪股教授をはじめとするメンバー、消化器内科学講座の村上教授、動物実験部門長の花田教授、そして研究支援分野長の小林が参加しました。

  「サージカル・ラボSOLINE」は、戦国時代の豊後の国(大分)のキリシタン大名大友宗麟(おおとも そうりん)にちなんで名付けられた施設で、そのスピリットであるSurgical Operation Laboratory for Innovation and Education(イノベーションと教育のための外科手術のラボ)の頭文字からなります。大分大学は、国の指定特区「東九州メディカルバレー」において医療デバイスの開発の一翼を担っていますが、今回はアメリカ東海岸(ニューヨーク)のグループとの共同事業なので「東海岸 X 東九州」メディカルバレー構想です。この施設からイノベーションが次々に生まれていくことを期待しています。(写真:左から 猪股教授、Dr. Sharma、Dr. Milson、Dr. Ma)