News 2016

 ◆ 板野 理 先生、秋元 信吾 先生(慶應大・医・外科学)がSOLINEを視察

   

                                             2016年10月07日
● 慶應義塾大学医学部外科学教室から板野 理 先生、秋元 信吾 先生がSOLINEを視察に来られました。

 大分大学医学部は、そのミッションとして、低侵襲医療技術の研究開発の実績を活かした新たな医療技術の開発や医療水準の向上を目指し、次代を担う人材育成に取り組んでいます。近年、内視鏡を用いた外科手術は低侵襲医療として広がっていますが、その高度な技術を修得するためには、外科手術のシミュレーション教育は欠かせません。本学には、北野正剛学長のリーダーシップのもと中型動物を用いた外科手術の教育・研究の拠点として「サージカル・ラボSOLINE」が整備され、多くの外科系の講座に活用されています。「サージカル・ラボSOLINE」は、戦国時代の豊後の国(大分)のキリシタン大名大友宗麟(おおとも そうりん)にちなんで名付けられた施設で、そのスピリットであるSurgical Operation Laboratory for Innovation and Education(イノベーションと教育のための外科手術のラボ)の頭文字からなります。大分大学は、医学部医学科の学生に中型動物を用いた外科のシミュレーション教育を行っています。

  今回、慶應義塾大学医学部外科学教室から板野 理 先生、秋元 信吾 先生が本学のシミュレーション教育を視察に来られました。まず、各種シミュレーション機器を用いて教育を行うスキルスラボセンターを視察されました。続いて、「サージカル・ラボSOLINE」をご覧になりました。シームレスな外科手術のシミュレーション教育の標準化は必要だと思います。大分大学の例が参考になれば幸いです。

 (写真:前列中央 板野 先生、前列左 秋元 先生)