II型コラーゲンの発現
II型コラーゲンの発現
(マウス胎児16.5日:in situ hybridization)
分子生物学、細胞生物学、生化学及び関連分野に関する教育を行っています。

医学科  イントロダクトリーII、
 チュートリアル・コース2(生化学)及び関連のコース
看護学科  生化学(細胞生物学講座と分担)
修士課程  基礎生命科学
博士課程  マトリックス生物学
生命体の基本は細胞です。細胞が個体として機能するにおいて、組織、
器官、個体という階層性が構築され、制御されていることが必要です。
細胞外マトリックスは細胞と細胞の 間隙に存在し、機能しています。
従来より細胞外マトリックス分子は骨、軟骨、皮膚等のような体の支持組
織として重要であることがよく知られています。
しかし、 最近、分子生物学、細胞生物学、発生生物学等の進歩により、
これらの分子が細胞間において、細胞接着、増殖、分化、誘導、血管新生
抑制等の生物活性に積極 的な役割を有することがわかってきました。
私たちは長年、マトリックス分子の一つであるコラーゲンに関する研究を
中心に行っています。 

〈テーマ〉
 @ コラーゲン遺伝子発現調節機構の解析
 A コラーゲン分子及び由来ペプチドの生物機能の解析
 B 臓器線維症の解明及び治療に向けた基礎研究