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大分大学テニュアトラックプログラムセミナー (平成27年度全学研究推進機構セミナー)の様子をUPしました。

2015年05月27日

      

下記日程にてセミナーを開催しました。

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日時:平成27年5月26日(火)16時半~

場所:卒後臨床研修センター1階 セミナー室

演題:クロマチン制御による神経幹細胞の制御機構の解明    

講師:東京大学大学院薬学系研究科・分子生物学教室  岸雄介 先生

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<セミナーの様子>

IMG_1516.JPG

 


今回、東京大学大学院薬学系研究科・分子生物学教室の岸雄介先生をお呼びして大分大学テニュアトラックプログラムセミナーを開催致しました。幹細胞は組織を形作る様々な細胞種に分化する能力(多分化能)を持つが、その能力は発生の過程において制限されており、この過程にクロマチン制御による分化関連遺伝子の転写制御が重要であることが近年明らかとなってきています。

 今回の発表では、分化関連遺伝子の抑制に重要な役割を果たすクロマチン制御因子Polycomb group complex(PcG)の制御機構に関して最新の知見をご紹介頂きました。PcGによるH3K27me3修飾がニューロン分化関連遺伝子を抑制することでニューロン産生期からグリア産生期への移行を促進していること、運命転換のタイミングを制御することが正確な脳構築に必要であることを示した研究成果をご講演頂きました。

講演後には多数の質疑応答もあり、大変有意義なセミナーとなりました。

<質疑応答>

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