大分大学卒後臨床研修センター

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ご挨拶

 

卒後臨床研修センター長

所属(総合診療・総合内科学講座 教授)

宮﨑 英士

 

 ホームページをご訪問いただき、ありがとうございます。

 当センターについて紹介をさせてただきます。

当センターの役割:新時代の幕開けを担う良医の育成

研修医は、その病院の「顔」であり、新たな時代を切り拓く「宝」です。その研修医を一流の医療人として育成するための研修サポートを行うのが、当センターの役目です。そのために当センターは、研修の質の向上を支援する日本代表強化チームのコーチであり、また一方では、研修医に寄り添う第2の実家の役割を担ってます。本学附属病院各診療科および学外協力医療機関と協働してこれまで以上に実りある研修が実現できるように、指導体制や研修プログラム、給与や福利厚生を含めた研修環境、さらには各種イベント開催によるホスピタリティーの充実を推し進めています。新時代の幕開けを担う良医の育成のために、卒後臨床研修センターの役割を最大限に果たしたいと考えています。。

充実した指導体制 センタースタッフ/指導医/メンター制

当センターはセンター長、副センター長4名、専任スタッフ4名と併せて、総勢9名の体制で、各診療科の教育医長、指導医と強い連携のもと「研修医のための卒後臨床研修センター」として様々な業務を行っています。今後も研修医の希望に沿った弾力性のあるプログラムをさらに発展させ、研修の質を担保・進化させ、加えて研修環境や生活面まできめ細かい配慮を行い、研修医の声にスピーディーに応えることで満足度の高い研修を支援していきます。一方で、臨床研修の過程においては、様々な困難に遭遇することも多少なりともあるかも知れません。そのような場面で、研修医が気軽に相談にのれるメンター制度の導入もすすめています。当センターでは、国民の命と健康を守る医師の育成および将来の指導医の育成という観点からも、抜群のチームワークを持った研修医サポート体制にて、研修医の到達度や生活環境を常に確認しながら、3S、すなわち「知識(Science)」「技能(Skill)」「医の心(Spirits)」を備えた優れた医師を世の中に輩出しうるように、全力で応援しています。

様々なチャンスを活かせる研修プログラム

大分大学の初期臨床研修プログラムの特長は多様性と柔軟性に富むところです。重症患者、難治疾患の診断・治療を深く学ぶ機会の多い大学病院での研修に加え、日常よく遭遇する疾患を数多く経験できる市中病院での研修を最長で12ヶ月行うことができます。この大学病院と関連病院の「良いとこ取り研修」により臨床諸問題に臨機応変に対応できる能力が身につきます。領域別研修を早くから希望する方には、小児科、産婦人科の重点研修プログラムがあり、救急研修を重視する方には、大学での高度救命救急センターとともに関連病院の救急研修を選択できます。多彩な医療機関で多様な上級医とともに仕事をすることで自分が「本当になりたい医師」がみえてきます。2年目は大学病院の研修診療科を変更することを可能としていますので、自分の進みたい診療科の専門研修にスムーズに移行することができます。

整備された豊かな研修環境

医学部附属病院では病院再整備が完成し、綺麗な病棟、広い外来、充実した医療設備のなかで気持ちよく研修ができるようになりました。 再整備に伴い高度救命救急センターの研修時にはドクターヘリ搭乗が希望者に行えるようになります。 また、当直回数も個人の希望に応じてフレキシブルに回数を調整できるようにし、振替休日をつけるようにしました。 各科研修中には診療科カンファレンスが定期的に行われますが、加えて研修医が一同に会した「研修医の、研修医による、研修医のためのカンファレンス」と研修医の希望するテーマに ついての各科指導医によるセミナーを毎週行っています。また、不定期に行っている学外講師を招いての勉強会も研修医の皆さんの推薦をもとに行っていきます。 また、様々な手技を反復練習できるスキルスラボセンターを活用して、技術の習得ができるように支援します。さらに、2年間の研修期間中に学会・研究会への参加・ 発表を経験できますが、グローバルな視野を育むために留学支援制度により海外の学会に参加できる機会を提供しています。

ホスピタリティー

研修医生活の中で、慣れないうちは、肉体的に、精神的に体調を崩すこともあるかと思います。 また、他大学卒業生の方々にとっては、大分で研修を始めることに不安を抱く方もおられるでしょう。 そんな時、当センターは皆さんにとって第二の実家でありたいと思っています。 センター教員・職員は心から皆さんに寄り添い、皆さんが快適な研修医生活を送れるように親身になって支援します。 大分大学医学部附属病院と関連病院群で実りある満足できる研修生活を送り、基本的な診療能力と高い倫理観を身に付け、 患者さん本位の最良の医療が提供できる医師に成長するよう支援していくことを約束します。

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