大分大学卒後臨床研修センター

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先輩の声vol.12

森靖子先生2021/7/26

大分大学のプログラムにマッチした理由を教えてください

私は大分県出身であり、元々住み慣れた大分で研修しようと考えていました。 協力病院コースにした理由は、Common disease も専門性の高い治療も経験したかったためです。また、将来進む診療科を、いち病院の科の雰囲気だけで決めるのではなく、 自分が本当にやりがいをもって診療に向き合えるかという視点から決定したかったため、大学病院と市中病院とで研修できるコースにしました。

研修の感想はいかがですか?

研修医は診療科が変わる毎に慣れない環境に身を置くため、理不尽やストレスを感じることもありますが、科の垣根を越えて他科の先生に相談しやすく、わからないことをわからないと 堂々と言えるのは研修医の特権だと思っています。様々な場で多くの先生、コメディカルの方々にご指導頂き、多くの知識と経験を得ることが出来ました。 また、研修医2年目に大学病院へ戻ってきて、いかに自分が勉強する機会に恵まれているかを実感しました。スキルスラボでの手技練習、研修センターのネットワーク環境、研修医向けの医学書の数々、 そして朝早く夜遅く研修医室で勉強している同期に刺激され、モチベーションを保つには最適な環境です。 そして、私は昔から人前で発表することがかなり苦手でしたが、大学病院はカンファや学会での発表の機会が多く、かなり鍛えられ、今はわからないことでも堂々と発表することを信条に頑張っています。

研修生活で嬉しかったことを教えてください

自分が主担当医として治療に関わった患者さんが、元気になっていく姿をみるのは何度見てもうれしいです。そして院内で、他科の指導医やコメディカルの方々、そして 今まで担当した患者さんとすれ違った際には声をかけて頂いたり、応援して頂いたり、多くの方に支えられて研修を過ごすことができていると毎度実感します。 落ち込んだり舞い上がったりで毎日充実しています。

後輩にひとことお願いします

コロナ禍で実習もなく病院見学にも行けず、また食事会もなく職場での上級医の姿しかわからない、という状況で研修先や診療科を決定しなければならず、もどかしいことが多いと思います。 関わる機会が少ない分、診療科の雰囲気や上級医が恐ろしく見えるかもしれません。実際には研修医の皆も上級医も優しい方ばかりなので、もし進路に悩んだ際は気兼ねなく相談 するとよいと思います。どんな進路でも自分の選択に自信をもってくださいね。

大分県出身
1年目協力病院コース
趣味:スキンケア・筋トレ・YouTube

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