第8回プライマリ・ケア連合学会・学術大会について報告致します。

大分大学医学部医学科　4年　堀之内　泰雄

第8回プライマリ・ケア連合学会・学術大会について報告致します。以下、印象的だったことを述べたいと思います。
13日のインタレストグループ5では、「プライマリ・ケアに携わるもしくは目指す中で感じたマイナスな感情」について話しました。例えば診察で診断を付けることが難しい患者に出会ったり、他科から所謂不定愁訴的な患者が紹介されて治療に行き詰ったりといった現場での声を聞くことが出来、大変勉強になりました。
他にも、学生企画では勉強サークル運営の戦略について学生間で意見を交換し、また、先生方のご意見を拝聴することが出来ました。他の大学の学生、特に同じ九州の宮崎大学の学生と知り合いになれたのは今後にも繋がる良い事だったと思います。
一般演題やポスター閲覧では、多職種連携における問題点解決策、訪問診療、在宅ケア、ポリファーマシー、終末期における意思選択など多くのトピックについて勉強出来ました。
また、昨年学会に参加した際と比べると、一般演題やポスターなどでの医学的な内容を理解出来、発表の内容をしっかりと把握できた数が増えたため、多少なりとも医療の知識を身に付けられたと実感出来たことも良かったです。

一つ前のページへ戻る