在宅医療スタートアップセミナーを開催しました。

　近年、高齢化の進展等により在宅医療のニーズは高まっており、より多くの医療機関に訪問診療、往診などの在宅医療を担っていただく必要があります。
　そこで、大分県からの委託で大分大学医学部附属地域医療学センターが事業を担い、医療従事者向けの在宅医療に関するセミナー等の事業を実施することとなりました。
　事業の一環として、2020年10月11日(日)に第1回大分県在宅医療スタートアップセミナーを開催いたしました。新型コロナウイルス感染症の影響で大人数が一つの会場に集まり開催することが困難となりましたので、基本的にはWEB開催としました。

　合計47名(36医療機関)が参加されました(うち医師35名、医師以外12名)。WEB参加者が30名、現地参加者17名でした。

　まずは私塩田が「大分県の在宅医療の現状と課題」と題して講演を行わせていただきました。次に宮崎医院副院長　藤谷直明先生による「もしもかかりつけ医が在宅医療をはじめたら」と題しての講演を行っていただきました。最後に医療法人ゆうの森　業務サポート室長　江篭平紀子様に「はじめよう！在宅医療 〜2020年度診療報酬改定をふまえて〜」という題での特別講演を賜りました。在宅医療の診療報酬は複雑ですが、わかりやすく解説していただきました。
　会場やWEB参加者から活発な質問、コメントもあり、今後の大分県の在宅医療の向上に貢献できたと思われます。

文責：塩田星児