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令和2年度研究室配属発表会が開催されました

令和2年7月22日、医学科4年生の研究室配属発表会が行われました。
当講座には5人の学生が配属され、先行配属として研究に取り組みました。当初の予定では、自分でフィールドワークに出かけ、自分の目で地域をみて、たくさんの人と交流して研究を進める予定でしたが、コロナウイルス感染症の影響で、一部研究内容を変更せざるを得なかった人もいました。その中で学生さんたちは自分にできることに精一杯取り組み、すばらしい発表を行いました。
この経験が皆さんの糧となり、今後のキャリアアップにつながってくれることを期待します。

 

  1. 氏名
  2. 発表のテーマ
  3. 研究室配属(皆さんは先行配属のため、半年間)の感想

 

  1. 小野志穂
  2. 多職種連携における各職種が抱える思い
  3. 今回の研究室配属では、高齢化が進む中多職種連携のニーズが高まり、それがどのように機能しているのか、また連携を取る上で、医師だけでなく様々な職種がどのような思いを抱えているかを知ることで、将来、地域医療へ貢献していく際役立てていければいいなと思い、研究を進めました。アンケート調査やインタビュー調査で様々な職種の多くの意見が集まり、多職種連携の問題や、それに対しどのような思いを抱えているかなど生の声を聞き情報を得ることができました。多職種連携のチームの一員となる時に、本研究が少しでも役立てればいいなと思います。

 

  1. 神谷唯
  2. 女性医師の働き方に関する意識調査研究~働き方改革と医師のこれから~
  3. 研究に協力してくださった女性医師の方々、指導してくださった阿部先生をはじめ総合内科の先生方、 事務の大畑さんに協力して頂いたおかげでこの研究に取り組むことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。 >> 普段の授業では聴くことのできない、女性医師の仕事と家庭の両立に関する率直な意見を聞くことができ、とても貴重な経験になりました。 また、データの解析方法やプレゼンの方法など、「いかに分かりやすく伝えるか」という、医師になる上でとても大切なことを学ぶことができました。この経験を糧に、仕事も家族も大切にできる医師になれるよう、これからも精進していきたいと思います。

 

  1. 谷口愛友子
  2. がん終末期医療における遺族の満足度調査
  3. 今回の研究では癌でご家族を亡くされたご遺族の方のご自宅にお伺いしインタビューを行いました。皆さんその日初めて会った学生相手に包み隠さず、語っていただきました。一人一人個別具体的な背景があり印象的な看取りを行っていました。直接研究の目的に繋がらない部分のお話も大変興味深く、今回の研究で得られたことはとても大きかったです。ご遺族の方からそのようなお話を聞けたのも、紹介していただいた診療所の先生や在宅の看護師や介護士の方々に対する感謝や信頼があってのことで、患者さんに求められる医師とはどういうものかということも学ぶことができました。いろんな方にお会いしお話することができ、刺激的で大変楽しい研究室配属期間でした。関わっていただいた全ての方に感謝申し上げます。

 

  1. 池本壮太
  2. 認知機能低下と関連する因子の検討
  3. 最初のほうは慣れない論文を読むことが大変でしたが、次第に読めるようになっていきたくさんの知識をつけることができたと思います。また、本や論文から得た知識でも実際にデータを用いて検討してみると違ったりすることもあったので、本格的に研究を行うとなると、時間、被験者の数、費用、あらゆる面において大変な事がわかりました。 今回の研究は地域で働く際に役立つような研究になったと思います。

 

  1. 橋本奈央
  2. 認知症の人の心理状態について
  3. Zoomを用いて認知症の方に直接お話を聞くことができ貴重な経験になりました。研究室配属を通じて、認知症の知識が深まっただけでなく、統計解析の方法など研究の基礎も学ぶことができました。吉岩先生をはじめとする総合内科・総合診療科の先生方のご指導の下で一つの研究を無事作り上げることができ、大変感謝しております。


 

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