2018年8月4~6日に、神奈川県湯河原町にあるニューウェルシティ湯河原で第30回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナーが開催されました。県内外の多職種の方々(訪問看護師、行政のソーシャルワーカー、医師、理学療法士)が、当講座からは藤谷、鴛海、上野が講師となり、学生・研修医を対象に多職種連携カンファレンスが疑似体験できるセッションを行いました。
3つのグルーブに分かれて、参加者それぞれが患者家族や多職種の役割を担い、患者さんの今後の方針についてのカンファレンスを実際に体験してもらいました。
カンファレンスを終えた後の振り返りでは「患者は病気の難しい話ではなくて明日からどうやって生活していくのかが一番気になっていること」「患者家族は思っていることをなかなか言えないこと」など活発な意見で振り返りは大変盛り上がり、盛況のうちにセッションは終了しました。
多職種の仕事内容に触れておくこと、患者家族の気持ちを疑似体験することは学生だからこそできることだと思います。その体験する場を提供することも私たちの役割だと思いますので、今後も継続していけたらと思います。
文責:上野