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米国病院総合診療医学会に参加しました。

  2019年3月25日と26日に米国病院総合診療医学会(Society of Hospital Medicine)のAnnual Conference(HM2019)へ、宮﨑先生、石井、堀之内先生、宇都宮先生の4名が参加をしてきました。

米国の首都ワシントンDC近郊のメリーランド州のナショナルハーバーという地区で開催されました。ナショナルハーバーは、DCからは車で30分ほどのポトマック川に面した地区です。ウォーターフロント計画により、もともと治安の悪かった土地を街ごと改良し作りかえた、アメリカ的な近代地区でした。

平日の昼間だったせいか街は閑散としていましたが、河川に面した街並みはとてもきれいで、また会場の中はたくさんのHospitalistたちで溢れ返り、熱気に包まれていました。全米各地から訪れる人がほとんどのようでしたが、なかにはアフリカやアジアからも少なからず参加がありました。

学会初日25日は、ホスピタリストが知っておくべきガイドラインやアップデートの講演を聴きました。ワークショップなどは予約していなかったので出ることはできませんでしたが、ハンズオンエコーセミナーなど実践的なものも数多くありました。
夜は、ポトマック川を挟んでナショナルハーバーとは対岸の、古都アレクサンドリアに宿泊しました。綺麗な街並みで、アンティークなショップが並んでいました。

翌26日は、朝一番で会場のエキシビジョンホールにて企業展示を眺めつつ朝食をとりました。ポスター発表は、ちょうどランチタイムに閲覧時間が設定されていたので、あまり多くの人は訪れて来なかったのですが、ポスターの前に立ち閲覧者とディスカッションを交わしました。ネイティブスピーカーの流暢な英語についていけない場面もありましたが、これを機にまた一つ成長できたと思います。

堀之内先生や宇都宮先生も意欲的に講演を聴き、はじめての海外学会への参加に受けるインパクトも大きかったと思います。明日からの診療に役立てていってほしいです。


空き時間には首都ワシントンDCへ足を運びました。散策程度を考えていたのですが、建物ひとつひとつがとても大きく、名所も少し離れていたこともあって結局はかなりの歩数(30,000歩ほど)になり、ほとほと疲れ果てました。国立美術館や宇宙航空博物館には有名な画家や彫刻家の作品が多数展示されていて、USAのスケールの大きさにはとても圧倒されました。
年度末の慌ただしいなか、海外学会研修に行かせていただいた医局の皆様や病院の皆様には感謝致します。

ありがとうございました。

文責;石井稔浩

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