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医学科4年生の2022年度研究室配属発表会がありました。

  2022年7月21日に研究室配属の発表会がありました。皆さん先行配属から研究を開始され、どの研究も興味深い知見を得ることができました。演題発表もみなさんすばらしかったです。
 それぞれの学生さんの研究室配属の感想です。

 

柴田愛香さん「健診データからみる日常生活習慣と疾患の関係性について」
約9か月間の研究室配属期間を、総合診療・総合内科学講座でお世話になりました。もともと日常生活が疾患発症とどのように関係しているのか興味があったので、それをテーマに研究をする機会をいただけたことに感謝しています。また、研究室や、同行させていただいた日本プライマリケア学会を通して「疾患ではなく患者自身を診る総合診療科」をより理解するきっかけになり、さらに興味が深まりました。総合診療・総合内科学講座の温かい雰囲気の中で配属期間を過ごすことができて、とても楽しかったです。ありがとうございました。

 

松本有紀さん「質的研究:医師のキャリアはどのようにして決まるのか~総合診療医のインタビューからの考察~」
自分の興味のある内容について研究テーマを企画させていただき、解析、考察までの研究の一連の過程を、ご教授いただきながら経験することができました。仮説と違う結果になったことを考察したり、総合診療医の方のお話を聞いたりすることは、自分自身総合診療に対する興味が深まり、率直に楽しむことができましたし、多くの学びがありました。
ご指導してくださった総合診療・総合内科学講座の先生方、本当にありがとうございました。

 

藤﨑真桜さん「過疎地における医療満足度を高める要素の探求」
今回が初めての研究であったため、研究計画を立てるところから実際にアンケートを実施し解析を行うまで、全過程で学習することが多くありました。中でも苦労したのは、研究参加者に説明をしたうえで同意をとる過程でした。詳細かつ明確な説明を、相手の反応もみながら行う難しさと、同意を得て参加していただくことの有難さを痛感する良い経験となりました。先生方には、研究の基礎から発表に至るまで丁寧なご指導をいただきました。改めて心より感謝申し上げます。

 

大門泰子さん「在宅の高齢者における口腔ケア、リハビリの実態と問題点の抽出」
初めて研究をさせていただき、貴重な経験をすることができました。研究を進めていく中で、現地でしか得ることのできない学びもあり、解析や考察をしていく上で得られる学びも多くありました。私1人では研究をなし得ることは難しく、ご指導していただいた先生方、研究にご協力してくださった方々に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

安部将吾さん「質的研究法を用いたソーシャルキャピタルの中断が高齢者の日常生活に及ぼす影響の研究」
実際にサロン活動に参加させてもらい、参加者の方々と交流し、授業では体験できない貴重な経験となりました。思い通りにインタビューを進められなかったことなど、様々な困難にぶつかりながらも乗り越えられたことは、次の研究やこれからの学習において役立つと思います。ありがとうございました。

 

皆様の益々のご活躍を祈念いたします。

 

文責 塩田星児



 

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