教授ごあいさつ

教授ごあいさつ

私たちの講座では、固形がん(肺がん、胃がん、大腸がん、食道がん、肝臓がん、胆のうがん、膵臓がん、その他の呼吸器、消化器のがんなど)および血液の病気(白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、貧血など)の診断と治療を行っています。

これまでは腫瘍内科と血液内科別々に活動してきましたが、2013年4月より腫瘍・血液内科学講座として一つになりました。現在、大学内では、医師、大学院生、事務・実験助手合わせて約20名が働いています。その他、学外の主要病院などを含めると約40名が医局員として活動しており、大分県下の地域の病院と連携をとりながら診療・研究を行っています。

私たちの目標は、患者さんにとって最良の医療を提供すること、および新しい有効な治療法を開発することです。研究には実験室で行うものだけでなく、臨床現場で患者さんの協力を得ながら行うものがありますが、私たちはその両方に力を注いでいます。 

私たちのもう一つの目標は、若い優秀な医師を育て、世に送り出すことです。このような観点から医学部学生、研修医のみなさんへも一言述べさせていただきます。

腫瘍内科は欧米と異なり日本では未だ認知度が低いのが現状です。しかし、我が国の死亡原因の第1位は「がん(血液疾患を含めた悪性腫瘍)」であり、その数は近年ますます増加の一途をたどっています。このような状況の中で、現在、「がん対策基本法」や「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン事業」などによって、がん医療の充実、優秀な若い人材育成が急ピッチで進んでいるところであります。その中の重点項目としてがん薬物治療を専門とする内科医の育成が挙げられています。

血液内科は内科の一分野として古くより広く認められており、当院でも歴史があります。現在では、難治性血液疾患に対する骨髄移植、末梢血幹細胞移植、臍帯血移植などをはじめとする最新の治療を積極的に行っています。当科では腫瘍内科、血液内科各々を専門に学ぶこともできますし、両者を専門とすることも可能です。将来、この領域で多くの優秀な内科専門医が活躍してくれることを希望します。 

このホームページは主に患者さん用に作成しています。当科での診療・相談を検討中の方は、さらに詳しい情報が得られますので、ご利用ください。また、将来自分が進むべき専門領域をさがしている医学部学生、研修医の方は、当科の診療内容、教育体制、研究内容について随時更新していきますので見て頂きたいと思います。意欲ある研修医の入局を歓迎します。


院長写真

 

2017年4月  
腫瘍・血液内科学講座
教授 白尾国昭