学生・研修生の皆さんへ 
薬剤部見学会
2026年3月大学卒業・大学院修了予定者を対象とした薬剤部見学会の案内
大学卒業・大学院修了予定の方を対象に大分大学医学部附属病院薬剤部を紹介する見学会を開催致します。この見学会の主旨は、大学卒業後の進路で悩む学生のみなさんに、自分自身のことを考える機会を設けることで、医療現場で働く私共薬剤師が学生さんを支援できるのではないかと思い開催致します。
薬学部を卒業してどのような目標を持って、どのような職業に就くのか、みんなの意見を聞き、また先輩の話に耳を傾け、自分はどうすべきなのかを考える機会として、是非ご参加ください。
- 日 時:適宜(平日4時間程度)
- 集合場所:大分大学医学部附属病院薬剤部
- 内 容:大学病院薬剤部の業務の紹介、業務説明と見学、など
- 対 象:2026年3月大学卒業・大学院修了予定者
- 申込方法:電話・FAX・E-mail 等を利用して個人毎にお申し込みください。
その際、氏名、大学名・学年、連絡先(住所・電話番号)、見学希望日を必ずお知らせください。
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〒879-5593 大分県由布市挾間町医大ヶ丘1丁目1番地大分大学医学部附属病院薬剤部 龍田 涼佑TEL:097-586-6101 FAX:097-586-6120E-mail:tatsuta@oita-u.ac.jp
研修について
日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師研修について
当院は、日本病院薬剤師会より認定された研修施設として、資格取得に必要な病棟業務(薬剤管理指導業務・病棟薬剤業務)、抗がん薬注射剤混合調製、薬物血中濃度モニタリング、緩和ケア等の3カ月の実務研修に加え、各種がんの病態・治療法等の講義研修を行っています。
平成26年度以降の研修の受け入れ状況は下記のとおりです。
年次 | 研修期間 | 人数 | |
---|---|---|---|
令和4年度 | Ⅱ期 | 令和5年年1月30日~3月24日 | 1名 |
平成30年度 | Ⅱ期 | 平成31年1月7日~3月20日 | 2名 |
平成27年度 | Ⅰ期 | 平成27年9月7日~11月20日 | 1名 |
Ⅱ期 | 平成28年1月5日~3月18日 | 1名 | |
平成26年度 | Ⅰ期 | 平成26年9月8日~11月21日 | 1名 |
Ⅱ期 | 平成27年1月5日~3月20日 | 1名 |
システムを用いた抗がん剤調製 がん患者に関する病棟担当者とのディスカッション
大学院修士課程・博士課程
当院出身者の活躍
薬剤部は、業務、教育、研究の3つの使命を遂行するとともに、地域社会に貢献しています。本院薬剤部出身者が多数大分県下の病院に勤務し、その結果、県下の中核病院の薬剤部長として活躍しています。さらに、他大学教授として優れた人材を派遣しています。
当院出身者 | |
---|---|
佐藤 雄己 | 福山大学薬学部 製剤物理化学研究室 教授 |
猪川 和朗 | 広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 臨床薬物治療学研究室 准教授 |
重藤 靖道 | 臼杵医師会立コスモス病院 薬剤部長 |
森 一生 | 大分市医師会立アルメイダ病院 薬剤部長 |
菅田 哲治 | 医療法人慈恵会西田病院 薬剤部長 |
森川 則文 | 広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 臨床薬物治療学研究室 教授 |
児玉 庸夫 | 城西国際大学薬学部 生物薬剤学分野 教授 |
近藤 和宏 | 大分県済生会日田病院 薬剤部長 |
先輩の声

入職したきっかけは?
大学病院の使命である臨床研究に携わることができ、さらに先輩方が積極的に臨床研究に取り組まれていることを知りました。そのような先生方のご指導を受け、薬剤師として成長していきたいと思ったことが当院薬剤部へ入職した大きなきっかけです。
職場の雰囲気
今年入職した新人は8名おり、全員で協力しながら日々切磋琢磨して業務に取り組むことが出来ています。先輩からは、業務に関することをはじめ、研究についてもご指導いただいており、様々な面でサポートしていただいています。 また、入職後には新人研修会を開催していただき、業務内容についての説明等を受け、薬剤師としての自覚を持つことができました。さらに懇親会では部員同士でコミュニケーションをとることができ、その後の業務をスムーズに進められる良いきっかけとなりました。
現在の仕事内容
現在は調剤室での業務が主となります。当院で採用されている2000種類の医薬品に関する知識を身につけながら、調剤経験を積んでいます。また、調剤だけでなく発注業務もさせていただいており、調剤室全体の在庫を鑑みながら適正在庫を保つことができるよう取り組んでいます。 現在は調剤室での業務が主となります。当院で採用されている2000種類の医薬品に関する知識を身につけながら、調剤経験を積んでいます。また、調剤だけでなく発注業務もさせていただいており、調剤室全体の在庫を鑑みながら適正在庫を保つことができるよう取り組んでいます。
将来の夢
ジェネラリストかつスペシャリストとしての薬剤師を目指すために、各種認定の取得や学会での発表、エビデンスの創出等様々なことに取り組んでいきたいと考えております。 特にがん領域に興味があるため、がん専門薬剤師の取得を目標とし、専門性を発揮しチーム医療を支えることのできる薬剤師へと成長できるよう今後も努力していきたいです。

入職したきっかけは?
幼少期より大分大病院に行くことが多く、なじみ深いところでした。県内でも最新の医療を提供でき、新薬など大学では触れることのできなかった治療を学ぶきっかけになると思いました。また私は、がん専門薬剤師を目指しており大分大学が、がん専門薬剤師研修施設であるということも入職を希望したきっかけの一つです。
職場の雰囲気
若い先生が多く、年齢も近いため親しみやすく、分からないことがあっても質問しやすく、親身になって相談にのってくれます。薬剤部内での勉強会も定期的に設けられ、症例発表や論文発表など多岐にわたる範囲を学ぶことができます。また、仕事以外にも研究活動などを積極的に行い、研究成果を学会発表や論文にするなど学術に関しても積極的な取り組みをしています。また大学病院という特色を活かし、専門・認定薬剤師の修得を目標としている方も多く、切磋琢磨していける環境だと思います。
現在の仕事内容
現在私は、調剤室・製剤室で仕事をしています。調剤室では、外来・入院患者様の内服薬、注射薬を調剤・鑑査しています。約2000種類の薬剤を扱い、それぞれの効能効果や副作用、相互作用等を確認し患者様に提供しています。製剤室では、抗がん剤の混注やレジメンのチェック、院内製剤の調製などを行っており、調剤室とは異なった視点から患者様へのアプローチを行っています。また病棟業務では、患者様がもってこられた持参薬の鑑別、登録などを行っています。
将来の夢
私の目標は、がん専門薬剤師になることです。がん診療・薬物療法に精通した薬剤師になることで、患者さんにとってより良い治療の選択肢を広げることができると考えています。そのためにも研究活動などを積極的にチャレンジし、他では学べないことも吸収していきたいです。