広瀬 晴奈 Haruna Hirose

広瀬 晴奈 Haruna Hirose (M.D.)

大分大学医学部感染予防医学講座 大学院生

伝染性膿痂疹(とびひ)、丹毒 、毛嚢炎、蜂窩織炎など皮膚感染症は、黄色ブドウ球菌などのグラム陽性球菌によって引き起こされる。最近では、アトピー性皮膚炎の病態形成にもグラム陽性球菌が増悪因子として指摘されている。皮膚は、抗菌ペプチドと呼ばれる一連の抗菌活性を有する生理活性物質を産生することで化学的バリアを形成しているが、抗菌ペプチドの発現低下は皮膚感染症やアトピー性皮膚炎の増悪につながる。抗菌ペプチドβディフェンシンが、どの細胞(ケラチノサイト、樹状細胞)でどのような刺激(種々の病原体成分やサイトカイン)によって誘導されるのか培養細胞や遺伝子組換えマウスを用いて解析している。


研究テーマ
 1. 皮膚感染症における抗菌ペプチドの誘導機構と病態形成に関する研究

研究のキーワード
 皮膚感染症、グラム陽性菌、抗菌ペプチド(βディフェンシン)、シグナル伝達、ケラチノサイト、樹状細胞



学会活動
 1. 日本皮膚科学会
 2.

経歴

コメント