大分大学卒後臨床研修センター

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先輩の声vol.6

佐田健太朗 先生2018/02/26

大分大学のプログラムにマッチした理由を教えてください

大分大学の医局に入局(診療科はまだ決めていませんでしたが)することを決めていたため、 1年間は大学で研修し、入局を考えている科の医局の雰囲気をみたかったからです。 また、common diseasesをたくさん経験することも大事なので、 1年目は市中病院で研修しようと協力型を選択しました

研修の感想はいかがですか?

1年目は市中病院で研修し、common diseasesや救急対応を多く経験することができました。 基本的に1つの科に1人の研修医が研修する形式だったので、手技もたくさんすることができました。 2年目は大学で研修し、大学でしかできない検査や治療が自分の思っていた以上に多いことを実感しました。 例えば、内分泌糖尿病代謝内科は市中病院では糖尿病がほとんどでしたが、大学では内分泌疾患の精査のため、 様々な種類の負荷試験や副腎静脈サンプリングなどを多く経験できました。 循環器内科は市中病院ではCAG・PCIや心不全治療が多いですが、大学では不整脈に対する カテーテルアブレーションや人工心臓管理、TAVIなどを経験できました。 その他、ECMOを導入した患者の閉鎖的ICUでの管理などの高度医療も市中病院では なかなか経験できないものなので、大変勉強になりました。 どの診療科も市中病院と大学では大きく異なるため、 そのどちらもみて全て楽しいと思える診療科に入局を決めることができたので、 非常に有意義な研修ができたと思います。 また、大学には研修医がたくさんいることも利点でした。みんな目指している診療科が様々で、 それぞれに詳しい領域があるので、互いにわからない分野を教え合えて良かったです。 また、救急や栄養、ICU等の研修会の情報に詳しい同期がいて、一緒に全国を飛び回って勉強できました。

研修生活で嬉しかったことを教えてください

1年目が他大学系列の病院だったのであまり関係なかったのですが、 2年目の大学でいろんな診療科の先生方に入局のお誘いを頂いたのが嬉しかったです。 また、いろんな診療科で学会に連れて行って頂き、発表も何度もさせて頂けたことが嬉しかったです。

後輩にひとことお願いします

研修先の選択は本当に悩ましいことだと思いますが、じっくり考えて自分にあった病院を探してください。 大学病院での研修も市中病院とは違った領域の経験ができて、とても充実しているので、ぜひ考えてみてくださいね。

大分県出身
1年目協力病院コース
趣味・特技・好きなもの:スポーツ観戦、映画鑑賞、旅行、カフェに行くこと

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