令和元年度大分大学医学部合同慰霊祭

10月29日(火)、秋空の中、医学部体育館において令和元年度大分大学医学部合同慰霊祭が挙行されました。

この慰霊祭は、平成30年10月1日から令和元年9月30日までに医学部に御献体いただいた42名と、病理解剖をさせていただいた23名の方々の崇高なる御遺志に対し、感謝と哀悼の意を捧げるためのもので、献体者の御遺族と篤志団体である白菊会会員、本学教職員(津村弘総括理事、門田淳一病院長ほか教職員)、医学部学生、福祉健康科学部学生が参列しました。また、来賓として、矢ノ川水和済白菊会会長、織部和宏大分県医師会副会長、米野壽明大分大学医学部後援会長に列席いただきました。

式は、参列者全員の黙とうで始まり、御尊名奉読の後、山岡医学部長と 矢ノ川白菊会会長から追悼のことばがあり、続いて学生代表の医学科2年久保田智大さんから「教科書やシュミレーターでは決して学ぶことのできない貴重な体験できました。将来、臨床の場で手術するときも今回の体験を思い起こし、患者さんの命が救えるよう日々励んでいきたいと思ったこと。また、ヒトの体に実際に触れ、その構造を深く学ぶ機会与えくれたことに深く感謝し、献体くださった皆様のご冥福とご遺族様の健やかな日々を祈念します。」との感謝のことばが述べられました。最後に、参列者全員が祭壇に献花を捧げ、式は厳かに終了しました。