令和3年度大分大学医学部合同慰霊祭

10月18日(月)に、合同慰霊祭に先立って、職員代表による慰霊碑献花式があり、10月19日(火)、心地よい秋風が吹く中、医学部体育館において令和3年度大分大学医学部合同慰霊祭が挙行されました。

この慰霊祭は、令和2年10月1日から令和3年9月30日までに医学部にご献体いただいた41名と、病理解剖をさせていただいた23名の方々の崇高なる御遺志に対し、感謝と哀悼の意を捧げるためのものです。

式には、献体者のご遺族、本学教職員、医学部学生、福祉健康科学部学生が参列しました。また、来賓として、矢ノ川水和済白菊会会長にご列席いただきました。

式は、参列者全員の黙とうで始まり、ご尊名奉読の後、杉尾医学部長と 矢ノ川白菊会会長から追悼のことばがあり、続いて学生代表の医学科2年岡本健汰さんから「解剖実習を行えることの有難さと責任の重さを実感したこと、人それぞれその方の人生が凝縮されているようであること、座学や平面的な資料から学ぶよりも遥かに多くのことを体感として学ばせていただいたこと」など、献体くださったご本人、ご遺族の方々への感謝の気持ちを述べられました。

最後に、参列者全員が祭壇に献花をし、式は厳かに終了しました。


 
慰霊祭

祭壇の様子