(SATREPS・フィリピン狂犬病)フィリピン国家狂犬病対策委員会に政策提言

大分大学医学部微生物学講座(西園晃教授)は、フィリピン熱帯医学研究所と共に狂犬病に関するフィールド研究をルソン島中部ブラカン州で実施しています(SATREPS, JICA/AMED)。今回、研究から得られた知見をもとにHealth Policy briefingを作成し、以下3つの提言をフィリピン狂犬病国家対策委員会に提出しました。

  1. 犬の頭数推定方法とワクチン必要数計算方法の変更
  2. ワンヘルスアプローチの推奨
  3. 狂犬病に対する正しい知識の普及

研究から得られた知見を政策に反映させることは、社会への還元という点から大きな意義があります。今後もプロジェクトでは、フィリピンでの狂犬病制圧のため、政策に役に立つ研究を続けていく予定です。

詳細はJICAプロジェクトニュース記事もご覧下さい。(外部リンク)

https://www.jica.go.jp/project/philippines/014/news/20220301.html