インフルエンサーFumiyaとのコラボ企画“End Rabies with Fumiya”プロジェクト始動

大分大学医学部微生物学講座(西園晃教授)は現在、フィリピンにおいて狂犬病制圧活動のための国際共同研究(地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS))を実施中です。狂犬病制圧のためには医学・獣医学両面からの取り組みに加え、一般の人々への教育・啓発活動が重要で、これまでにさまざまな取り組みを行っていますが、フィリピンでの狂犬病制圧には、まだまだ程遠いのが現状です。一つの大きな問題点として、住民一人一人の狂犬病予防に対する意識が低いことが挙げられます。

そこで今回、フィリピンで最も有名な日本人の一人で、SNSなどを通じて情報発信し、多くのフォロワーに影響を与えている人気インフルエンサーFumiyaさんと一緒に啓発動画を作成していくことになりました。これまでの単なる教育動画とは違い、一般の人にも関心がもてるように、また、多くの人々にメッセージが届くような動画を作成し、SNSで公開していきます。計12本の動画作成を予定しており、動画は随時、微生物学講座の特設Facebookページで公開する予定です。https://www.facebook.com/EndRabieswithFumiya