~「家族性骨髄異形成症候群に関する調査研究」(全国多施設共同研究)のご案内~

研究題目:家族性骨髄異形成症候群に関する調査研究

研究の対象調査対象は、2000年1月1日~2014年9月30日に当院および研究参加施設で骨髄異形成症候群(MDS)・急性骨髄性白血病(AML)と診断され、かつ同疾患の家族歴を有する方を対象とします。
これまでの治療法の種類や、年齢・性別などは問いません。調査対象となるデータは治療経過に関する既存の臨床データと予後に関するデータです。本調査で収集するデータは患者様の診断日、既往歴・家族歴・家系図、末梢血の血算値や骨髄穿刺・生検所見、選択された治療法やその治療効果などから成ります。研究の学術的背景MDSは造血細胞の異形成と汎血球減少を特徴とし、白血病化のリスクが懸念される症候群です。
1993年以降、家族性に発症するMDSも少数ながら報告されるようになりました。しかし原因となる遺伝子異常の同定はまだ僅かしか行われておらず、家族性MDSの遺伝子変異を網羅的に解析した報告はまだありません。MDSから発症した白血病(MDS-overt leukemia)は特に予後不良とされ、通常の急性骨髄性白血病に対する治療がMDS-overt leukemiaに対しても行われるものの、治療効果は不十分であり、有効な治療の開発が期待されています。
研究の方法この研究は大分大学医学部倫理委員会に承認された上で実施されます。
なお、すべて過去の検査データを用いるため、新たに患者様にご負担いただくことは全くありません。非家族性MDS・AML症例を対照群として特徴や全生存期間などを比較解析します。研究結果は学会や専門誌において公表されることがあります。個人の特定に至る可能性のある情報は公表されません。収集したデータは厳重な管理のもとで、研究終了後5年間保存されます。本研究全体の結果は開示されません。この研究のためにご自分のデータを使用されたくない場合は、主治医にお伝えいただくか、下記の事務局までご連絡ください。ご連絡いただかなかった場合、ご了解いただいたものとします。研究資金本研究においては,公的な資金である腫瘍・血液内科学講座の寄付金を用いて研究が行われ,患者さんの費用負担はありません。
利益相反について この研究は,上記の公的な資金を用いて行われ,特定の企業からの資金は一切用いません。「利益相反」とは,研究成果に影響するような利害関係を指し,金銭および個人の関係を含みますが,本研究ではこの「利益相反(資金提供者の意向が研究に影響すること)は発生しません。
研究責任者・問い合わせ大分大学医学部 腫瘍・血液内科学講座 講師 緒方正男〒879-5593 大分県由布市挾間町医大ヶ丘1-1
電話 097-586-6275、FAX 097-586-6056
Email mogata@oita-u.ac.jp

2017年09月28日