SATREPS
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS; Science and Technology Research Partnership for Sustainable Development Program)の感染症分野において、西園教授の研究課題が採択されました。
日本は狂犬病対策で著しい成果を上げており、国内の研究機関は、診断、治療、予防に関する多くの知見を有しています。その一方、フィリピンはアジアの中でも深刻な狂犬病流行国です。このプロジェクトでは、狂犬病に関する日本の知見をフィリピンで活用するために有用性の検証を行い、現地の獣医系検査室と医療施設に普及させることを目的とします。さらに、狂犬病の発生状況を調査・集計・監視を行うサーベイランスのための情報共有システムを構築し、動物の狂犬病対策とヒトの狂犬病発症の予防及び治療に活用していきます。フィリピンの若手研究者の育成にも配慮した技術移転を通じ、同国のみならず、アジアをはじめとした世界の将来的な狂犬病根絶に向けた感染症制御能力の強化を目指すプロジェクトです。
SATREPSの紹介動画です。初期設定が消音になっておりますので音量を上げてご視聴ください。
フィリピン現地スタッフ
RITM | Administrative Assistant | Annabelle C. La Valle |
RITM | Research Medical Technologist Medical Laboratory Scientist |
Christine Joyce Javier |
RITM | Research Assistant | Mark Joseph Espino |
RADDL3 | Veterinarian | Alyssa Marie G. Garcia |
RADDL3 | Veterinarian | Patricia Mae Lacanilao |
San Lazaro Hospital | Nurse | Karren Christine Inton |
San Lazaro Hospital | Research Medical Technologist | Jaira Lyn Mauhay |
DA-BAI | IT programmer | Richard P. Edades |
RADDL3; Regional Animal Disease Diagnostic Laboratory
DA-BAI; Department of Agriculture-Bureau of Animal Industry
リンク
当研究室のSATREPSに関するリンクです。ぜひご覧ください。