医学科について

教育の特徴

医学科は、広く教養を学び知識の調和を保ち、総合的、自主的な判断力を養い、厳しい訓練を通じて人間の生命の尊厳に対する自覚を培い、21世紀の医学と医療の担い手として6年間で知識と技術を習得します。そのためにまず、入学直後、専門教育開始前及び臨床実習開始前などに、イントロダクトリーコースを設け、学生がスムーズに新しい修学段階に移行できるよう配慮しています。

さらに[総合カリキュラムの編成]や[クリニカル・クラークシップの導入]などを実施しています。

教育目的

患者の立場を理解した全人的医療ができるよう,豊かな教養と人間性,高度の学識,生涯学習能力,国際的視野を備えた人材を育成することを目的として実践的な医学教育を行う。

研究目的

社会の医学・医療に対する多様な要望に応えるため,生命現象の基礎的研究,及び健康の維持・増進,疾病の治療,克服に寄与する独創的,先導的研究を学内の他領域との連携で推進する。さらに,予防医学の重要性に鑑み,保健・衛生分野の研究を促進する。もって,これらの成果を地域及び国際社会に還元し,保健・医療・福祉の向上に貢献する。

医学科のカリキュラム(教育課程)

* チュートリアル教育 *

少人数のグループに分かれ、課題に対して自ら問題点を見出し、討論を重ねて解決していく「チュートリアル教育」。医学科では、従来の基礎医学、臨床基礎医学、社会医学、臨床医学という医学教育の分類をできる限り臓器別、機能別に統合した統合カリキュラムに移行。

この統合カリキュラムの採用により、臓器別、機能別に統合PBL(問題提起型)チュートリアル教育を実施することにより、『医学教育モデル・コア・カリキュラム』の完全実施体制が整っています。

クラークインターンシップの導入

医学科では、第5年次前学期から58週間の「クリニカル・クラークシップ(診療参加型実習)」を採用した臨床実地修練を開始しています。これは実践的な医師の養成を目的としています。

医学生が診療に参加するための条件として、共用試験の実施が掲げられています。この試験は、知識を評価するための試験(Computer Based Testing<CBT>)と、臨床技能と態度を評価するための客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination<OSCE>)から成り、CBTにおいては、『医学教育モデル・コア・カリキュラム』が必修となっています。

その他、地域医療の現状を学習することを目的とした救急車同乗実習なども取り入れています。

臨床実習・卒後臨床研修センター

医学科の臨床実地修練は、医学部附属病院と関連教育病院である大分県立病院で実施されます。附属病院は、学生の臨床教育や卒後臨床研修の場だけでなく、大分県の中核的医療機関となっています。

また医師としての人格育成や専門領域を超えた幅広い診療能力の修得を目的として、平成16年から卒後臨床研修制度が制定されたことに伴い、附属病院では、研修医がアメニティの高い研修を行うため全国初の専用の建物を建設。これによりより資質の高い多くの若手医師が輩出され、大分県の地域医療の担い手として大きく成長していくことを願っています。

卒後臨床研修センターHP

医学教育センター

本センターは,学生および教員がより良い教育環境で学習・教育が行えることを目的として,本学医学教育システムを統括的に管理するために設置されました。

業務内容として,(1)教育課程に関する事項(2)全国統一共用試験(OSCE・CBT)運営(3)臨床実習の改善(4)授業評価(5)入学者選抜の評価・改善(6)FDの開催運営(7)卒後臨床研修教育システムへの関与等を行っています。

上記業務を行い,医学教育センターとして本学医学教育カリキュラムの改善を実施し,幅広い医学知識と技能を有し,国民・地域および国際的に期待される医療人を養成することを目標としています。

  • 医学教育センターHP
  • ※学年歴 授業時間割 医学教育モデル・コア・カリキュラム 医学科カリキュラム その他