News 2017

 ◆ 論文

                                             2017年06月21日
● 総説:蚊媒介性ウイルス疾患 臨床免疫・アレルギー科に掲載されました

 

神山長慶、佐知望美、飛彈野真也、小林隆志 蚊媒介性ウイルス疾患.
臨床免疫・アレルギー科. 68.(1): 79 - 85, 2017

 デング熱、チクングニア熱、ジカ熱、日本脳炎などは、蚊によって媒介されるウイルス性疾患で、これら疾患を引き起こす病原体は、節足動物媒介性ウイルス(arthropod-borne virus)であり、通常アルボウイルス(Arbovirus)と呼ばれています。この総説では、これらウイルスの性状、引き起こされる疾患の臨床症状、検出法、媒介蚊および治療法などについて概説しています。