News 2022

 ◆セミナー

2022年2月25日


2月25日(木):秋田赤十字病院の遠田耕平先生をお招きしてオンラインセミナーを開催しました。当セミナーは、記念すべき第1回グローカル感染症研究セミナーとして実施しました。コロナ禍のセミナーということでオンラインで開催しましたが、配信会場では、藤内修二大分県福祉保健部理事兼審議監,守山正胤副学長、西園晃副学長(グローカル感染症研究センター長)、そして私(小林)がパネリストとして参加しました。
セミナーのタイトルは、「感じる感染症 ー天然痘から、ポリオ、麻疹、コロナまでー」。遠田先生は、1993年からWHO医務官としてベトナム、インド、ネパール、ミャンマー、カンボジア、フィリピンで感染症対策などに御尽力されました。世界保健機関(WHO)における定期予防接種の改善、ポリオ根絶、麻疹、風疹、新生児風疹症候群、B型肝炎、新生児破傷風、日本脳炎、細菌性髄膜炎、ジフテリア、百日咳などのサーベイランスとワクチン接種を推進されました。
今回は遠田先生御自身の経験を交えながら、天然痘,ポリオの根絶計画について御講演いただき、サーベイランスの意義や公衆衛生とは何かについてお話しいただきました。