News 2023

 ◆サン・ラザロ病院

2023年1月26日



 大分大学医学部では、毎年、感染症や熱帯医学に興味のある医学生を対象に、フィリピンのサン・ラザロ病院(SLH)における臨床研修の機会を設けています。この研修は、すでに20年近く続いている本学の特徴ある教育プログラムの1つで、日本ではあまり診ることがないものの熱帯地域ではごく普通に遭遇するデング熱やレプトスピラ症などの患者を、直に診ることが出来るものです。COVID-19の流行で、3年間中断していましたが、今年は再開できそうです。
 今回、SLHのエドモンド・ロペス病院長とアナリア・サヨ・アブガン疫学部門部長が大分大学を訪問し、これまでの大学間協定の更新を行いました。医学部では学生を対象にセミナーを行っていただきました。夜は、西園晃副学長および微生物学講座の齊藤信夫准教授と5人で会食。みんなで新型コロナウイルスを含む様々な感染症の話で盛り上がりました。ロペス病院長とは2019年7月以来の再会でしたが、ちゃんと覚えていてくれました。これからもよろしくお願いします!