第34回阿蘇シンポジウムが熊本市の熊本城ホールで開催されました（詳しくはこちら）。コロナ禍でしばらくオンライン開催だったのが、今年は会場とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。この会の世話人を長らく務められてきた私の恩師である渡邊武先生から、阿蘇シンポジウムが久しぶりに会場開催になるからというお話をいただき、ラボのメンバーを誘って参加しました。渡邊先生は今回が最後の世話人ということです。今年は、シンポジウムだけでなく若手研究者のポスター発表もあり、充実した会でした。宮崎先生、長畑先生の免疫の進化の話はこれまでにない視点で大変興味深く拝聴しました。山崎先生の自然免疫におけるCタイプレクチンの話はますます広がりを見せているなと感じました。茂呂先生の自然リンパ球の話はいつ聞いても面白い。伊藤先生の中枢神経系におけるTreg細胞のお話は、吉村研で研究当初から伺っていましたので、今後も注目していきたいと思います。現在、うちの研究室で皮膚炎に関する研究を行っているので、中溝先生、森田先生、出原先生のお話も大変興味深く拝聴させていただきました。会場では慶應義塾の吉村昭彦先生、大阪大学の茂呂和世先生にもお会いできて、久しぶりにいろんなお話をすることができました。話は尽きず、夜の懇親会へと持ち越されました。