News 2026
◆学位論文審査会
2026年8月13日 |
Nanさんの学位論文審査会が開かれました(8月13日)8月13日、Nanさんの学位論文審査会が開催されました。審査は、主査の羽多野教授、副査の平野教授、清水准教授により行われ、審査会は英語で実施されました。学位論文のタイトルは、“The CCL20-CCR6 axis predominantly drives IL-17-mediated psoriasis while modestly contributing to papain-induced type 2 inflammation” です。 本研究では、ケモカインCCL20およびその受容体CCR6に着目し、これらを欠損したマウスを用いて、乾癬の病態形成におけるCCL20-CCR6シグナルの役割を解析しました。実験的に乾癬を誘導したところ、CCL20欠損マウス、CCR6欠損マウスのいずれにおいても皮膚炎症が軽減され、CCL20-CCR6シグナルが乾癬の病態形成に重要な役割を果たしていることが示唆されました。 さらに詳細な解析から、欠損マウスの皮膚病変では、炎症性サイトカインIL-17を産生する病原性γδT細胞の集積が著しく低下していることが明らかになりました。これらの結果から、CCL20-CCR6シグナルを介した病原性γδT細胞の局所への集積が、乾癬の炎症を促進する重要なメカニズムであることが示されました。将来的には、CCL20-CCR6シグナルを標的とすることが、乾癬に対する新たな治療戦略につながる可能性が期待されます。 審査会では、炎症性皮膚疾患の専門家である皮膚科の羽多野教授、形成外科の清水准教授から、研究内容に関する鋭い質問が相次ぎました。Nanさんは一つひとつの質問に対して丁寧に回答し、これまで積み重ねてきた研究成果と知識をしっかりと示すことができました。 英語での審査という緊張感のある場でしたが、Nanさんにとって、これまでの研究を振り返るとともに、研究者としてさらに成長するための貴重な機会となりました。 |
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Nan’s Doctoral Thesis Defense Held (August 13, 2026) On August 13, Nan’s doctoral dissertation defense was held. The examination was conducted in English, with Professor Hatano serving as the chair and Professor Hirano and Associate Professor Shimizu serving as examiners. |
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