大分大学医学部小児科学講座

医局員紹介

多くの子どもたちやそのご家族のために少しでも力になれるように日々精進して参ります。

大分県立病院 小児科・新生児科、専攻医
郡 奈央 Nao Koori 大分県出身 大分大学、令和3年卒

主治医の先生を中心に小児科全体で考え、議論している姿に感銘を受けました。

2023年度から大分大学医学部小児科学講座に入局した郡 奈央と申します。
大分県大分市で生まれ育ち、大分大学を卒業後、大分県立病院と大分大学附属病院でそれぞれ1年間ずつ初期研修を行いました。
地元大分で小児科医として働けることをたいへん嬉しく思います。

昔から子どもが大好きで、将来は子どもに関わる仕事がしたいなと思っていました。医師を志すようになってもその思いは変わらず、大学入学時から小児科医になりたいと思っていました。
学生時代の小児科実習では、患児の病気の検査・治療方針だけではなく今後の成長、家庭や学校での生活、家族のケアについてなどたくさんの事柄を主治医の先生を中心に小児科全体で考え、議論している姿に感銘を受けました。
また、上級医の先生方が若手や学生に熱心に指導している姿を目にし、私もここの一員になれば日々成長し、自分の理想とするような医師に近づけるのではないかと思い、小児科への気持ちが強くなりました。
初期研修医になり、実際に子どもを診るようになるとその難しさや責任の重さを痛感し、自分には小児科医は向いていないのではないかと思い、諦めてしまいそうになりました。

しかし、どんなに困難な状況でも全力で診療に臨まれている小児科の先生方の姿や、多くの子どもたちが元気になって笑顔で退院していく姿を見て、小児科のやりがいや魅力を再確認し、また、自分の中にある子どもが大好きだという気持ちを大切にしたいと思い、小児科医になると決心しました。
小児科医としての一歩を踏み出したばかりですが、尊敬する上級医の先生方のもとでたくさんのことを学び、多くの子どもたちやそのご家族のために少しでも力になれるよう日々精進して参ります。

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