大分大学医学部小児科学講座

医局員紹介

日々、恩師の教えを思い出し、診療にあたっています。

医員、大学院生
大川 優子 Yuko Okawa 大分県出身 久留米大学、平成19年卒
日本小児科学会 専門医

恩師に憧れ、「私も先生のような小児神経科医になりたい!」と心から思いました。

私は、現在4歳、7歳、10歳の3人の子育てをしながら、大学院生としての研究と、週2日の外来を時短勤務でさせてもらっています。
主人が産婦人科医で、常にお産で呼ばれるので、私は当直やオンコールを免除していただいて子育てに専念でき、医局のご配慮に感謝しています。
専門外来は神経外来を担当させていただいています。

小児神経学を志したきっかけは、2017年まで在籍していた福岡大学小児科医局での素晴らしい恩師との出会いでした。
女性で2人のお子様を育てられながら、現在は他講座の主任教授となられましたが、当時小児科の准教授で神経グループの部長でした。
小児神経学というものをーから教えていただき、患者さんやご家族、私たち後輩に対する姿勢全てにおいて感銘を受け、毎日が学ぶことばかりで充実した期間でした。私の医師人生の中で、とても貴重で幸せな時間を過ごせました。

その先生に憧れて「私も先生のような小児神経科医になりたい!」と心から思いました。憧れる気持ちは人を強くしてくれます。日々、恩師の教えを思い出し、診療にあたっています。
神経疾患は多岐にわたり経過も長く、乳児期から成人を迎えるまでの長いお付き合いになるので、未来あるお子さんの成長をサポートし、ご本人とご家族が幸せな人生を歩むお手伝いをさせていただきたいと思っています。

子育て中の医師のキャリアアップにとても理解があり、働きやすい環境を提供してくれます。

仕事が終わると、子供達3人の毎日の習い事の送迎をし、夕食の準備、学校や塾の宿題の丸付け、明日の準備、と常に仕事と同じくらい子育ても忙しく目が回りそうな日々です。
いつも仕事が終わってからがもう一つの大仕事で、子供達3人のパズルのような分刻みのスケジュールに追われています。
仕事と育児のバランスに悩む事もありますが、恩師に「自分の子供が本当に助けを求めて来たとき、絶対に外してはいけないとき、を逃さなければ、子供も頑張る母親の背中を見てちゃんと分かっているから大丈夫よ」と励ましてくださり、とても気持ちが楽になりました。
大変ではありますが、小さくてかわいい時期は今しかないので、後悔しないように子育ても楽しもうと思っています。
女性は、子育ての期間が、ちょうどキャリアアップしたい年齢と重なり、悩むことも多いと思いますが、大分大学小児科医局は子育て中の医師のキャリアアップにとても理解があり、働きやすい環境を提供してくれます。
是非、入局を検討していただけたら嬉しいです。

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