大分大学医学部附属病院では、下記の研究を実施しておりますのでお知らせいたします。
本研究の対象者に該当する可能性のある方で、情報を研究目的に利用されることを希望されない場合は、下記の連絡先へお問い合わせ下さい。

①対象者 2019年6月1日〜2024年7月31日の間に当院でBRACAnalysis (BRCA遺伝子のコンパニオン診断)またはがんゲノム医療を受けた膵がん患者さん
②研究課題名 生殖細胞系列BRCAバリアント膵がん症例の疫学・遺伝情報の研究
③実施予定期間 倫理審査委員会承認日 ～ 2027 年 10 月
④実施機関 静岡県立静岡がんセンターと研究関連施設
⑤研究代表者 氏名 松林宏行 所属 ゲノム医療推進部遺伝カウンセリング室
⑥当院の研究代表者 氏名 戸髙　明子 所属 大分大学医学部腫瘍・血液内科学講座
⑦使用する検体・データ BRACAnalysis・多遺伝子パネル検査の結果およびカルテ記載情報 (個人を識別できる情報は除外されます)
⑧他機関への提供 有 (提供先：静岡県立静岡がんセンター、BRCA遺伝子検査症例数とBRCAバリアント(変異)保有者のBRCAバリアント情報と臨床情報
⑨提供先の責任者 氏名 松林宏行 所属 静岡県立静岡がんセンター ゲノム医療推進部
⑩目的 膵がん症例では約5%にBRCAバリアント(変異)保有者がいると言われていますが、まだBRCAバリアント保有者に発生する膵がんや家族歴などの特徴はあまり知られていません。本研究では、BRCAバリアント保有者の疫学所見の特徴、その方の膵がんの特徴、バリアントの特徴、膵がん組織のにBRCAバリアントを認めた場合にそれが遺伝性である頻度を調べます。
⑪方法
BRCAバリアントを有する膵がん症例の臨床情報とBRCAバリアント情報(バリアントの部位など)を国内の多施設から収集し、集計・解析する。データは全て個人情報とは切り離して保管・解析され、個人情報は保護されます。
⑫倫理審査 倫理審査委員会承認日 2025 年 4 月 21 日
⑬公表 研究成果は学会や医学論文などに発表されることがあります。
⑭プライバシー 本研究では、名前・住所・電話番号等の個人情報は使用しません。
⑮知的財産権 知的財産に関する権利（特許権等）は、静岡がんセンターの規程に従って取り扱います。
⑯利益相反 本研究は企業との共同研究ではなく、企業からの資金提供もありません。
⑰資料の参照 本研究について詳しく知りたい場合は、臨床研究事務局までご連絡ください。
⑱問い合わせ

連絡先 腫瘍・血液内科学講座 電話 097-586-6275
事務局にて、お問い合わせ内容をお伺いいたします。
後日、あらためて研究者より直接回答いたします。
本研究のノウハウやアイデアに関する情報については公開できませんのでご了承下さい。