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国際交流トピックス
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- 国際交流トピックス(2023年度)
国際交流トピックス(2023年度)
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2023.10.23グローカル感染症研究センターがバングラデシュの大学と国際交流協定を締結~バングラデシュと初の協定~[医学部]
大分大学グローカル感染症研究センターでは、国内のみならず海外の研究機関へも共同研究公募を実施しており、令和4年度公募において、バンガバンドゥ・シェイク・ムジブ医科大学医学部(バングラデシュ)のMamun Al Mahtab(マムン アル マフタブ)教授(インターベンショナル肝臓学部門長)との共同研究がスタートしました。
本センターからは西園晃センター長、カーンシャキル講師、八尋隆明講師が共同研究者として参加し、両機関の交流が進む中、さらなる共同研究の推進、研究者交流の推進に関して協議を重ね今回の協定締結に至り、10月23日に本学挾間キャンパスにおいて、協定締結式が開催されました。バンガバンドゥ・シェイク・ムジブ医科大学医学部からは、Sharfuddin Ahmed(シャハフディン アハメド)副学長、Mamun Al Mahtab教授、Akbar Sheikh Mohammad Fazle(アクバル シェイク モハマド ファズレ)チーフアドバイザーの3名が来日しました。
協定締結式では、これからが始まりだという意識で今後の連携を強く推進していくことを確認し、施設見学の際にはグローカル感染症研究センターの持つ機器の利用や研究試料の共有などの具体的な連携や共同研究について議論が交わされました。さらに、北野正剛学長を表敬訪問した際には、アジアでの医療技術支援について意見交換が行われました。
日本では克服された感染症であっても、世界ではいまだ発生している感染症は多くあり、そういった感染症に関して海外流行地との共同研究が遂行できることは、グローバルヘルスへの貢献につながるとともに、日本への再流入の防止につながることが期待されます。現在はデング熱に関する共同研究が中心ですが、今後はヘリコバクター・ピロリ、肝炎、狂犬病等他の感染症に関する研究の実施や、他のバングラデシュ国内の大学との連携への発展が期待されます。
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2023.8.218月21日にチュラーロンコーン大学(CU)医学部の教員が大分大学医学部を訪問[医学部]
CU医学部は本学医学部と学部間協定を結んで学術交流を進めています。
7名の教員(Suttipong Wacharasindhu教授、Unnop Jaisamrarn教授、Naricha Chirakalwasan准教授、Nattiya Hirankarn教授、Padet Siriyasatien教授、Vivornpun Sanprasert准教授、Somporn Kamolsiripichaiporn助教)が北野学長を表敬訪問し、猪股医学部長、三股病院長らと挨拶を交わした後、花田礼子国際交流委員長、内田講師、小林教授(オンライン参加)と大学院のダブルディグリーについて話し合いました。会談後、一行は附属病院の高度救命救急センターや医学部内の研究施設、外国人留学生等宿泊施設などを見学しました。
今後、CU医学部との学術交流が益々発展することが期待されます。
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2023.8.15-242023年度医学部国際学術交流基金事業 タイにおける新規学術交流拠点形成の為の国際交流事業[海外]
医学部小林教授と内田講師は、8/15にマヒドン大学(MU)シリラート病院医学部国際交流課にてChuangcham氏と交換留学生受け入れについて話し合いました。来年度は基礎2名に加え、高学年の学部学生を本学の臨床研修に参加させたいとの要望を伺いました。また、本学学生のMUへの受け入れについても合意し、医学部副学部長のAkaraviputh博士らと今後の学術交流についても話し合いました。
MU国際交流課にて
医学部Thawatchai先生、Viton先生
8/16,17には、本学との学術交流を希望するウボンラーチャターニー大学(UBU)を訪問し、Puangsuk副学長、Ampan医学部長、Khamkhong教養学部長らと意見交換し、大学間協定を締結できるよう継続的に話し合いを行うことで合意しました。
Pravi Ampan医学部長(左1番目)、Oranuch Puangsuk副学長(右2番目)
国際交流に関する打ち合せの様子 Ampan医学部長(右)
8/18にチュラロンコン大学(CU)医学部Wisedopas博士と共同研究および本学医学部生の研究室配属受け入れについて話し合いました。 8/21にはCU医学部から7名の教員が大分大学を訪問し、花田委員長をはじめとする本学教員らと大学院のダブルディグリー(DD)について話し合われましたが、これにタイからオンラインで参加しました。
また、8/21,22,25はCU理学部にてPalaga教授と研究打ち合わせと第8回ジョイントセミナーを行い、医学部Hirankarn教授、Suchada先生を加え、DDについても話し合いました。
8/26にはCU医学部のSiriyasatien教授とタイの寄生虫病について情報交換を行いました。
ジョイントセミナーの様子
教室員と記念撮影
8/23,24にマハーサーラカーム大学(MSU)を訪問しLeethongdee獣医学部長、Sirithanawuticai医学部長と交換留学生の受け入れについて打ち合わせを行いました。来年度、5名の学部学生と1名の大学院留学生を送りたいとの意向を伺いました。獣医学部ではジョイントセミナーも行い学術交流を図りました。
Leethongdee獣医学部長(中央)および獣医学部教員と記念撮影
Teabqaluck医学部長(中央)および医学部教員と記念撮影
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2023.6.8マハーサーラカーム大学獣医学部交換留学生に大分大学医学部国際交流委員会より奨学金が授与されました。[医学部]
6月8日に、マハーサーラカーム大学獣医学部交換留学生のThanitapornさんとThanyathonさんとThanaphatさんに、大分大学医学部国際交流委員会より奨学金が授与されました。授与式では、花田礼子委員長より3名の交換留学生へ奨学金が授与されました。この奨学金は、大分大学で研究室配属に参加したマハーサーラカーム大学および協定校の学生に授与されます。
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2023.6.4-6.62023年度医学部国際学術交流基金事業 カトマンズ大学医学部との口腔がん共同研究と口腔外科疾患の医療支援活動[海外]
令和5年6月4日~6日に 本学医学部歯科口腔外科学講座の河野憲司教授がネパールカトマンズ大学ドゥリケル病院に赴き、口腔がんの早期診断に関する共同研究うち合わせ、ならびに口腔外科疾患の診断と手術指導を行いました。この事業は2018年に本学医学部とカトマンズ大学医学部が姉妹提携を行って開始されたもので、これまでに2度、ネパールで口腔がん・口腔前がん病変の現地調査を行いました。今回はまず初日にカトマンズ大学歯学部の口腔外科アパダヤ教授、口腔外科医、口腔病理医らと口腔がんおよび口腔前がん病変の検査手法(写真1)、まれな口腔疾患の病理組織診断についての討論を行ない(写真2)、今後の研究計画を立てました。さらにカトマンズ大学歯学部学生に対して口腔前がん病変の講義を行いました。2日目には午前中に口唇口蓋裂の手術に参加してネパール人口腔外科医に手術指導を行いました(写真3)。その後、ドゥリケル病院の最高責任者シュレスタ教授に今後の研究計画を説明し、同意を得ました(写真4)。3日目はカトマンズ市内にある私立の歯科病院であるNational Dental Hospitalを訪問し、病院長のコイララ先生に面談し、研究協力を依頼しました。
(写真1)カトマンズ大学ドゥリケル病院口腔外科医らとともに口腔がん患者を診察し、治療法を検討しました(左から2人目が口腔外科教授アパダヤ先生、右から2人目が 本学医学部歯科口腔外科学講座 河野教授)
(写真2)カトマンズ大学ドゥリケル病院の口腔病理らと口腔疾患の病理組織診断について検討しました(右端は口腔病理教授ポウデル先生、右から2人目の顕微鏡をみているのが河野教授)
(写真3)ネパール人口腔外科医に口唇口蓋裂の手術指導を行いました(左から2人目が河野教授)
(写真4)ドゥリケル病院の最高責任者シュレスタ教授に今後の研究計画について説明しました(左から2人目がシュレスタ教授、右から3人目が河野教授)
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2023.5.24マハーサーラカーム大学獣医学部交換留学生が猪股医学部長を表敬訪問しました[医学部]
昨年、大学間協定を結んだタイのマハーサーラカーム大学獣医学部から、3名の学部学生を交換留学生として迎えました。Thanitaporn Nonsriさんは神経生理学講座(花田礼子教授)、Thanyathon Uthaiwattanaさんは細胞生物学講座(花田俊勝教授)、Thanaphat Phupannaさんは感染予防医学講座(小林隆志教授)で1ヶ月間、研究室配属しています。今日は、医学部長の猪股雅史教授を表敬訪問しました。
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2023.4.28タイ王国マヒドン大学医学部交換留学生に大分大学医学部国際交流委員会より奨学金が授与されました。[医学部]
4月28日、タイ王国マヒドン大学医学部交換留学生のNathさんとAtsukiさんに、大分大学医学部国際交流委員会より奨学金が授与されました。授与式では、花田礼子委員長より2名の交換留学生へ奨学金が授与されました。この奨学金は、大分大学で研究室配属に参加したマヒドン大学および協定校の学生に授与されます。
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2023.4.25タイ王国マヒドン大学医学部交換留学生が猪股医学部長を表敬訪問しました[医学部]
今年もタイの協定校であるマヒドン大学医学部シリラート病院から、2名の医学科2年生の学生を交換留学生として迎えました。Atsuki Matsuzawaさんは細胞生物学講座(花田礼子教授)に、Nath Wareewanichさんは感染予防医学講座(小林隆志教授)に1ヶ月間、研究室配属しています。今日は、医学部長の猪股雅史教授を表敬訪問しました。冒頭、医学部長からタイ語で挨拶され、打ち解けた雰囲気の中で楽しいひと時を過ごしました。大分の気に入った点はとの医学部長からの質問に、Atsukiさんは「とり天」、Nathさんは「温泉」が気に入ったとのことです。2人とも大分大学での留学生活をとっても満喫している様子でした。