先進医療科学科 生命健康科学コース4年(第1期生)田邉明日香さんの研究が学術論文として出版されました

先進医療科学科では2年後期から研究室配属が始まり、授業の合間で研究活動を行っていますが、この度、田邉さんが共同筆頭著者として発表した論文がElsevier社のMethodsという学術雑誌で出版されました。筆頭著者扱いの論文を発表した第1号になります。

医薬品を開発するためには、候補化合物の薬効を検証する試験や毒性試験を実施しなければなりません。現在、in vitro(試験管内の実験)系では二次元の細胞培養系が用いられていますが、今回、三次元の組織培養系である「オルガノイド」を用いて実験を行いました。その結果、二次元細胞培養系では解析できない組織としての薬剤応答を検出することに成功しました。この技術を用いて抗がん剤の特性を評価した結果を発表した論文となっています。この技術は体内の臓器に近い構造や機能を試験管の中で再現できるもので、これを実用化していくことで、新薬の開発研究や化学物質の毒性評価をより正確に解析することが可能になります。

先進医療科学科での研究が発展して、より多くの学生が研究成果を発表していくことを期待しています。