平成30年度大分大学医学部合同慰霊祭

10月16日(火)、秋空の中、医学部体育館において平成30年度大分大学医学部合同慰霊祭が挙行されました。この慰霊祭は、平成29年10月1日から平成30年9月30日までに医学部に御献体いただいた49名と、病理解剖をさせていただいた15名の方々の崇高なる御遺志に対し、感謝と哀悼の意を捧げるためのもので、献体者の御遺族と篤志団体である白菊会会員、本学教職員(津村総括理事、守山医学部長、門田病院長ほか)、医学部学生、福祉健康科学部学生が参列しました。また、来賓として、矢ノ川白菊会会長、河野大分県医師会副会長に列席いただきました。

式は、参列者全員の黙とうで始まり、御尊名奉読の後、守山医学部長と矢ノ川白菊会会長から追悼のことばがあり、続いて学生代表から「教科書では学べない貴重な学習の場をくださり、患者様それぞれの特徴、個性、生活環境などを踏まえて、患者様と向き合える医師になりたいと思ったこと。また、実習で学んだことを、今後、医師として、これから出会う患者様の医療に還元できるよう努めます」との感謝のことばが述べられました。最後に、参列者全員が祭壇に献花を捧げ、式は厳かに終了しました。