令和4年度大分大学医学部合同慰霊祭

10月17日(月)に、合同慰霊祭に先立って、職員代表による慰霊碑献花式がありました。

10月18日(火)は、前日の雨も上がり、心地よい秋風が吹く中、医学部体育館において令和4年度大分大学医学部合同慰霊祭が挙行されました。

この慰霊祭は、令和3年10月1日から令和4年9月30日までに医学部にご献体いただいた40名と、病理解剖をさせていただいた9名の方々の崇高なる御遺志に対し、感謝と哀悼の意を捧げるためのものです。

式には、献体者のご遺族、本学教職員、医学部学生、福祉健康科学部学生が参列しました。また、来賓として、稲好史朗白菊会副会長と3名の白菊会理事の方々、植山茂宏大分県医師会副会長、立川裕史大分大学医学部後援会会長にご列席いただきました。

式は、参列者全員の黙とうで始まり、ご尊名奉読の後、杉尾医学部長と 厨川明白菊会会長による追悼のことば(稲好白菊会副会長代読)があり、続いて学生代表の医学科2年後藤英里香さんから「献体された方と初めて対面した瞬間の身が引き締まる思い、解剖実習で人体構造を深く学ぶことができたこと、教科書を眺めるだけでは得ることのできない貴重な学びであったこと」など、献体くださったご本人、ご遺族の方々への感謝の気持ちが述べられました。

最後に、参列者全員が祭壇に献花をし、式は厳かに終了しました。


祭壇

祭壇