環境・予防医学講座山岡𠮷生教授がMarshall-Warren賞を受賞

本学副学長・医学部環境・予防医学講座の山岡𠮷生教授が、アジア太平洋地域最大の消化器病関連学会における最高賞であるMarshall-Warren賞を受賞しました。同賞はピロリ菌の発見によるノーベル生理学・医学賞受賞者2名の名を冠しており、毎年一人が選考されています。

今年度は「ピロリ菌の除菌治療に関して革命的な提案」を行った研究者として山岡教授が15人目の受賞者となり、昨年12月7日に開催されたアジア太平洋消化器病週間(APDW)では記念講演を行い、賞状と記念メダルが贈られました。

山岡教授は、ピロリ菌関連の英文医学雑誌掲載数が過去5年間で世界一位を記録しています。最近の主な活動としては、ピロリ菌の除菌方針に関する総説を世界的医学雑誌Nature総説誌などに発表、ブータン王国においてはブータン政府に助言を行い、全国民に対するピロリ菌検査および除菌治療を指導し、さらにピロリ菌に対するワクチン開発も手掛けています。


  • Marshall-Warren賞を受賞
    講演する山岡副学長
  • Marshall-Warren賞を受賞
    定例会見で賞状と記念メダルを披露
  • Marshall-Warren賞を受賞
    賞状と記念メダル