病院長 古 林 秀 則
本院では、平成19年1月1日より病院と医学部の敷地内(挾間キャンパス)を全面禁煙と致します。
平成15年5月に健康増進法に基づき喫煙対策のガイドラインが策定され、学校、病院、公共施設では受動喫煙の防止策を取るように義務付けられました。喫煙は肺がんをはじめ多くのがん、心臓病、妊娠合併症などの様々な病気を引き起こす重大な要素とされています。
本院では、平成15年6月1日より病院内での禁煙を推進してきました。現在病院の正面に喫煙所を設け、午前7時から午後10時まで利用可能にしておりますが、病院玄関付近の受動喫煙が避けられない状況にあります。喫煙は喫煙者だけでなく、周囲の人に副流煙による健康被害を及ぼします。
今年になり大分のタクシーは禁煙になり、JR東日本も全車禁煙になりました。病院は健康を第一に考えなければならない施設であり、大学病院、自治体病院、社会保険病院などでも敷地内禁煙が進んでいます。
以上のような経緯から、来年1月1日より敷地内全面禁煙に移行することに致しました。喫煙所内には煙草の自動販売機を設置していますが、11月末に撤去予定です。来年1月1日から喫煙所は別の用途に使用する予定です。
平成19年1月1日から、入院患者さんには書面を通して禁煙のご協力をお願いすることにしています。また禁煙外来を開設し、禁煙の支援、教育を行うなど、禁煙希望の患者さんには積極的に協力させて頂きます。教職員はもとより患者さん、お見舞いにこられた方すべての方々に敷地内全面禁煙にご協力をお願いする事になります。よろしくお願い申し上げます。

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