[発行] 大分大学医学部附属病院広報誌発行委員会

患者さんの『声』にお答えします
患者さんの「声」は要約して載せておりますのでご了承願います。

「声」
 手術前の先生の説明の場はなるべく静かな部屋で聞きたいです。ナースステーションでは駄目です。手術後の説明も同じです。(女性 50歳代)
「回答」
 患者さんやご家族の説明には個室の看護師長室を使うようにしていますが、説明時間が重なっている場合など、やむを得ず、ナースステーションを使用することがありました。今後は説明時間を調整し、すべて個室で説明します。ただ、診療の都合により、説明が多数重なる場合は少し待って頂くこともあると思いますが、ご了承お願いします 。

 

「声」
 面会時間を決めているにも関わらず、食事時にも同室の面会に来て落ち着いて食事ができず、大きな声で会話されて迷惑に感じます。面会時間をもっと徹底していただきたいです。(入院男性 80歳代 )
「回答」
 面会や同室患者さまへの配慮が足りず、ご迷惑おかけしました。
 患者さまの状態が変わった時や、手術などの時は、時間外の面会を考慮してきました。しかし、同室の患者さまや他の患者さまに迷惑や不快な思いをさせるような面会は、看護師の方からも注意していきたいと思います 。

 

「声」
 精神科神経科病棟における対応の悪さについて指摘します。
 入院当日、入院手続きを済ませ病棟に行き、病棟食堂で携帯電話を使用していました。電話が終ったところで、看護師が来て、いきなり「今の時間は、携帯電話は使用禁止です。」と言われ、携帯電話を取り上げられました。私は、事前に病棟食堂は使用許可区域であることを確認していたので、納得がいかず説明を求めましたが「規則ですから。」と冷淡に言うだけで、納得のいく説明はもらえませんでした。説明がなかったこと及び看護師の態度に非常に不満を持っています。(男性 30歳代 )
「回答」
 精神科神経科病棟では、同病棟内の他の患者さんへの影響を考慮して、携帯電話の使用時間を制限しております。また、写真撮影は禁止としていることから、携帯電話のカメラレンズにシールを貼るため、一時預からせていただく場合がございます。通常、入院前に外来で十分説明をし、納得していただいた上で入院するとなっておりますが、本件の場合は、その説明がされないまま入院となり、また、病棟看護師は、患者さんが説明を受けていないことを知らなかったために、配慮の足りない対応になったものと思います。今後は、外来と病棟で連携をとり、患者さんへのわかりやすい説明及び丁寧な対応に努めてまいります。患者さんへ不愉快な思いを与えてしまい、大変申し訳ありませんでした。

 

 

(文責 病院長 古林秀則)


最終更新日時: 大分大学医学・病院事務部管理課作成