[発行] 大分大学医学部附属病院広報誌発行委員会

 

 サービス推進委員会 藤 原 作 平

 

 昨年11月に、本院の外来と入院の患者さんにご協力をいただき、「患者満足度調査」を実施しました。その結果の主なものを図にまとめ、前年の結果と比較して簡単に説明いたします。
 まず、外来に関しては、今回も職員の対応について職種別に調査しましたが、不満足度はどの職種も大きな変化はありませんでした。しかし患者さんの声の集計では、不満足度は医師9%、看護師16%、検査技師0%、放射線技師4%、薬剤師1%、医事課職員21%で、特に医事課職員の対応に改善の余地があると考えています。
 医師の説明のわかりやすさについては、不満足度が1%減少しました。
 待ち時間については、診察、保険確認・会計、採血室について不満足度が3〜5%増えました。苦情も100件以上寄せられており、今後どのような改善策が有効か検討していきます。設備については不満足度が22%増加しており、苦情は駐車場、トイレに関するものがほとんどでしたが、駐車場については、立体駐車場が完成しました。外来棟の共有トイレ、病棟・外来棟のエレベータについては、平成20年度に改修を計画しており、順次改善される予定です。
 入院に関しては、ほとんどの項目について大きな変化はなく、おおむね良好でしたが、設備についての不満足度が13%増加し、洋式トイレの数、冷蔵庫のレンタル料についての苦情が多く見受けられました。
 今後も、「患者満足度調査」を実施し、その結果を踏まえながら可能なところから改善していきたいと考えております。調査へのご協力誠にありがとうございました。

 

 

 

最終更新日時: 大分大学医学・病院事務部管理課作成